展覧会【速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造】を観た 『炎舞』『菊花図』本物は自らの目で観てこそ(山種美術館:東京都渋谷区)2016年秋

展覧会【速水御舟】2016年10-12月、山種美術館(東京・恵比寿)

速水御舟の特別展は2016年12月4日日曜日まで 山種美術館にて

2016年10月7日

速水御舟の特別展が開かれる、と偶然知りました。

山種美術館のサイトの案内やそのなかで速水御舟の『菊花図』を観たら思わず泣けてきました。昨年2015年は行けなかった新宿御苑の『菊花壇展』、2年ぶりに足を運びたい。

御苑の、そして御舟の菊の輝きを目の前にして、喜びを覚えたいのです。

 

展覧会『速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造』(山種美術館:東京都渋谷区) 会場出入口手前の掲示場所に掲げられた展覧会のポスター
展覧会『速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造』(山種美術館:東京都渋谷区) 会場出入口手前の掲示場所に掲げられた展覧会のポスター

 

今年か昨年、東京国立近代美術館のMOMATコレクション(常設展のため安い料金で、数々の名画が通年で楽しめる)で目を引いた『京の家・奈良の家』。

それは速水御舟の手によるものです。

独立行政法人国立美術館の所蔵作品検索にて、作品を拡大して観ることができます。

東京国立近代美術館が所蔵する速水御舟の作品は、10点あります。

 

東京国立近代美術館の平成28年度スケジュールの冊子 表紙は速水御舟『京の家・奈良の家』のうち『京の家』。
東京国立近代美術館の平成28年度スケジュールの冊子 表紙は速水御舟『京の家・奈良の家』のうち『京の家』。

 

本記事参考サイト:独立行政法人国立美術館・所蔵作品検索

  • 備考:このシステムでは、独立行政法人国立美術館の4つの美術館(東京国立近代美術館、京都国立近代美術館、国立西洋美術館、国立国際美術館)が、2016年3月末までに収蔵した所蔵作品の総合目録を検索することができます。
  • サイト管理者:独立行政法人国立美術館
  • サイトアドレス:2017年10月26日現在 http://search.artmuseums.go.jp/

大作『名樹散椿』や忘れられぬ『炎舞』は

20年ほど前か、九段下にあった頃の山種美術館で観ました。

いずれの作品も、明日2016年10月8日からの特別展『速水御舟の全貌』の目玉として出品されます。

また観たいと、再会を望んだからこその涙かもしれません。

彼岸花の盛りは過ぎても『また会う日を楽しみに』と速水御舟。

 

速水御舟の赤い『牡丹』、黒い『牡丹花(墨牡丹)』もお見事

『生誕110年 速水御舟展』は2004年、旧の山種美術館にて

2016年10月30日

特別展『速水御舟の全貌』が山種美術館で開催されることを知った10月上旬から探していた、彼の小冊子をようやく見つけました。

やった。よかった。

それに挟まれていた『生誕110年 速水御舟展』の出品作品目録を見ると、開催年が2004年とあります。20年ほど前のことかと思っていたのに実際には10年ほど前とは。私もいい加減なもの。

冊子『速水御舟 作品と言葉』(山種美術館企画・編集)

しかし2004年の『生誕110年 速水御舟展』の際、『名樹散椿』『炎舞』は出品されていたので、私は確かにこの目でそれらの大作を観たのです。

小冊子『速水御舟 作品と言葉』を見ると、今ならばじっくりと間近に観たい作品も少なくありません。大なり小なり汗水流し生きてきた、歳月の流れを嬉しく思います。

 

冊子『速水御舟 作品と言葉』(山種美術館企画・編集) 表紙は速水御舟『名樹散椿』の一部。2004年に山種美術館にて買い求めたものと思われる。
冊子『速水御舟 作品と言葉』(山種美術館企画・編集) 表紙は速水御舟『名樹散椿』の一部。2004年に山種美術館にて買い求めたものと思われる。

 

ぼたんと言えば、私にとっては、buttonであり美人の形容でした。

これこそ牡丹だ、と意識して写真を見ることすらありませんでした。今年冬に上野東照宮で牡丹を見る機会を得たときの嬉しさといったら。その見事な美しさ。

速水御舟の小冊子に見る赤い『牡丹』、黒い『牡丹花(墨牡丹)』もまた見事。開催中の速水御舟展で観たいものです。

本サイト関連記事:ボタンの花について

■ 展覧会【第34回冬ぼたん】に行った 寒さに舞う宝石は冬ぼたん(上野東照宮:東京都台東区)2016年冬

 

美術館に足を運び速水御舟を自らの目で観ること、なんと素晴らしいこと

恵比寿駅近くの広尾に移転後、私は初来館の山種美術館

2016年11月13日

恵比寿駅から歩いて10分ほど。

それはビルの1階(出入口、受付、トイレ、ロッカー、喫茶店)と地下1階(美術館、売店)にあります。

館内には階段の他に、エレベーターあり。1階と地下1階の行き来が便利です。

写真撮影について 原則不可(可の場所あり)

地下1階(美術館、売店)は不可。

1階は写真撮影可で、記念撮影をする場所もあります。

ただし地下1階へ行き来できる階段の奥にある加山又造『千羽鶴』(陶板壁画)は著作権関係でアップ不可。これがまた素晴らしい。

 

展覧会『速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造』(山種美術館:東京都渋谷区) 山種美術館の出入口。館名の揮毫は日本画家、安田靫彦。館名の上にあるシンボルマークの作成者はグラフィックデザイナー、佐藤卓。
展覧会『速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造』(山種美術館:東京都渋谷区) 山種美術館の出入口。館名の揮毫は日本画家、安田靫彦。館名の上にあるシンボルマークの作成者はグラフィックデザイナー、佐藤卓。

 

本記事参考サイト:山種美術館について – 山種美術館

  • 備考:このページでロゴ(安田靫彦)、シンボルマーク(佐藤卓)、加山又造『千羽鶴』などのことを知ることができます。
  • サイト管理者:山種美術館
  • サイトアドレス:2017年10月26日現在(『個々のページへのリンクはご遠慮下さい』とのこと)
    http://www.yamatane-museum.jp/aboutus/profile.html

2016年11月13日日曜日の午後 こんなに『速水御舟』、人気があるのか

ロッカー(開扉時に100円返却あり)は、すべて使用中のため空きはありませんでした。ただしロッカーの絶対数があまりなかったように思います。

喫茶店も客がいっぱい。オリジナルの和菓子も御馳走になれるそう。

テレビ番組の特集や館内の狭さを考えても驚く人の多さ。

しかし行列なく、2時間近くかけて一つ残らず作品を観ることができました。

若い独り身や親子、車椅子、着物の女性が目につきました。

ただし会場は薄暗いので、着物の良し悪しはほとんど分かりません。

 

本展覧会において観ることのできた速水御舟の作品

以下の作品の情報は、出品作品リストによります。それは会場またはサイトにて入手することができます。

速水御舟『炎舞』

山種美術館の開館50周年記念特別展と銘打たれた『速水御舟の全貌』。

他の作品とは異なる展示方法で特別扱い。それもあり、だと思わせる作品です。

暗闇の中に観るそれは、生々しさが薄れ、幻に身を委ねることになります。

次から次に幻に群がる人々、そのマナーの良さ。

その作品『炎舞』は、『遠くから観て、近くで観て』を私に繰り返させます。

炎に虫に、人の心が踊らされるのです。

速水御舟『炎舞』 制作年:1925年(大正14年)、所蔵:山種美術館

 

山種美術館のパンフレット。表紙は速水御舟『炎舞』の一部。重要文化財に指定されている。この炎に虫も、人も魅せられ引き寄せられやられてしまう。
山種美術館のパンフレット。表紙は速水御舟『炎舞』の一部。重要文化財に指定されている。この炎に虫も、人も魅せられ引き寄せられやられてしまう。

 

速水御舟『菊花図』

黒で輪郭を取り細かな個々の花弁を明確にし、菊がそこかしこに咲きます。

本日の午前中に新宿御苑の『菊花壇展』で本物の菊を観た直後なのに、今に咲く菊に劣らず、品をもちつつそこに存在する速水御舟の菊の生きの良さ。

その素晴らしさが思わず声をあげさせます。

速水御舟『菊花図』 制作年:1921年(大正10年)、所蔵:空欄

 

柘榴や柿の色の良さ

蜘蛛の巣の輝き

椿の葉の深み

松の鮮やかさ

『名樹散椿』の金色

速水御舟を自らの目で観ること、なんと素晴らしいこと。

補足

以下の作品の情報は、出品作品リストによります。それは会場またはサイトにて入手することができます。

柘榴について

柘榴の黄色の地に赤色の深み、グラデーションが美しい。

速水御舟『鍋島の皿に柘榴』 制作年:1921年(大正10年)、所蔵:空欄

柿について

柿色の地に黒色の現実感。葉の複雑の色味も併せて。

速水御舟『柿』 制作年:1923年(大正12年)、所蔵:山種美術館

蜘蛛の巣について

遠くから見ても分からないが、間近に蜘蛛の巣を観てみると、ギンギラギンに輝いている。

速水御舟『昆虫二題 葉蔭魔手・粧蛾舞戯』 制作年:1926年(大正15年)、所蔵:山種美術館

椿について

黒色の葉の硬さ。深みのある色と目で皮膚感覚の硬さを覚えさせるその見事さ。

速水御舟『椿ノ花』 制作年:1933年(昭和8年)、所蔵:山種美術館

松について

本物を観ると、松がすべてギンギラギンに輝き、盛り上がっている。これは写真では分からない。

速水御舟『円かなる月』(絶筆) 制作年:1935年(昭和10年)、所蔵:霊友会妙一コレクション

椿について

速水御舟『名樹散椿』 制作年:1929年(昭和4年)、所蔵:山種美術館

 

展覧会『速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造』の概要

  • 展覧会『速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造』
  • 日時:2016年10月8日ー2016年12月4日 10時から17時まで(入場は16時30分時まで)。休館日は月曜日(ただし10月10日は開館し、翌日は休館)。
  • 場所:山種美術館(東京都渋谷区)
  • 当日料金:一般1,200円、大学生高校生900円。中学生以下は無料。障害者手帳または被爆者健康手帳の提示者、およびその介助者1名は無料。

本記事参考サイト:【開館50周年記念特別展】 速水御舟の全貌―日本画の破壊と創造―山種美術館

  • 備考:展示品の一部を写真で観ることができます。その内容は、『炎舞』『洛北修学院村』『京の舞妓』『菊花図』『鍋島の皿に柘榴』『日向葵』『墨竹図』『翠苔緑芝』『名樹散椿』『花ノ傍』『牡丹花(墨牡丹)』『円かなる月』です。
  • サイト管理者:山種美術館
  • サイトアドレス:2017年10月26日現在(『個々のページへのリンクはご遠慮下さい』とのこと)
    http://www.yamatane-museum.jp/exh/2016/gyoshu.html

 

山種美術館の概要

  • 名称:山種美術館
  • 住所:〒150-0012 東京都渋谷区広尾3-12-36
  • 交通アクセス1:JR恵比寿駅西口・東京メトロ日比谷線恵比寿駅 2番出口より徒歩約10分
  • 地図:【Google Map】https://goo.gl/maps/QMAGuiUAyLu

本記事関連サイト:山種美術館

  • サイト管理者:山種美術館
  • サイトアドレス:2017年10月25日現在 http://www.yamatane-museum.jp/

山種美術館のパンフレット。表紙は速水御舟『炎舞』の一部。重要文化財に指定されている。この炎に虫も、人も魅せられ引き寄せられやられてしまう。

 

以上

  • 記事名:展覧会【速水御舟の全貌 日本画の破壊と創造】を観た 『炎舞』『菊花図』本物は自らの目で観てこそ(山種美術館:東京都渋谷区)2016年秋
  • 記事更新日:2016年10月7日、2016年10月30日、2016年11月14日、2016年11月20日、2016年12月20日、2017年2月18日、2017年10月26日
  • 記事出典元:Twitter 山上真@makotomys

展覧会【角川映画の40年】を見た 薬師丸ひろ子・原田知世・渡辺典子の角川三人娘のポスターも(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区)2016年夏、秋

上映当時、映画館で観たかった。鮮やかな色そのままの角川映画

2016年8月21日 日曜日

写真の真ん中にある、三角屋根の建物が、展覧会の会場である東京国立近代美術館フィルムセンターです。

この日は、京橋駅、宝町駅と抜けて八丁堀にある『桂庵 八丁堀店』でカレー南ばんそばを食べました。そこから東京国立近代美術館フィルムセンターに戻ってきた際に撮影した写真です。

こちらには何度も足を運んでいますが、近くに某有名ビジネスホテルがあるとは知りませんでした。

本サイト関連記事:【カレー南ばんそば】を八丁堀・宝町で食べた(桂庵八丁堀店:東京都中央区)2016年夏

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場を都営浅草線宝町駅側から臨む
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場を都営浅草線宝町駅側から臨む

 

展覧会『角川映画の40年』は、角川映画の歴史を映画のポスターやパンフレット、チラシなどの宣伝資料、書籍や台本、写真などで振り返ろうというものです。

私、昔は角川映画というだけでばかにしていた頃がありましたが(特に角川春樹を私は理解できない。良くも悪くも怪物なのでしょうが)、とんでもない話です。

  • 薬師丸ひろ子の『Wの悲劇』や『里見八犬伝』
  • 原田知世の『早春物語』
  • そして誰もが知っている『犬神家の一族』など

で角川映画に接し、心を動かされ、素晴らしいなと思った頃も今では懐かしく、そのような縁があって良かったなと思います。

 

この『角川映画の40年』は、常設展である『日本映画の歴史』を併せて観ることができます。つまり入場料一般210円で、両方の展覧会を観ることができます。

会場は建物の7階。その順番としては、先に常設展があり、次に『角川映画の40年』です。

私は90分ほどの時間をかけてゆっくり観ていましたが、写真撮影は原則として不可能であることもあって、人によっては『角川映画の40年』だけを30分もあれば観ることができるのではないでしょうか。

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場に設置されたポスター。一般210円で併せて展覧会『日本映画の歴史』を観ることができる。
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場に設置されたポスター。一般210円で併せて展覧会『日本映画の歴史』を観ることができる。

 

この展覧会「角川映画の40年」は、日本社会に国民的なセンセーションをもたらした《角川映画》の足どりを、当時の華やかなポスターや宣伝資料などを通じて振り返ります。思い出深い作品と再会を果たすとともに、現代の日本映画を再考するきっかけにしていただければ幸いです。

 

■出典元:東京国立近代美術館フィルムセンター 展覧会『角川映画の40年』のチラシ

 

展覧会の構成は、次の4章立てです。私が特に楽しく嬉しく観たのは、第1章と第2章です。会場の展示物は見応えのあるものでありました。

  1. 大旋風-角川映画の誕生
  2. ”角川三人娘”登場-アイドル映画の時代
  3. アニメーションと超大作
  4. 再生、そして現代へ

 

会場の始めに展示されているのは、主に、角川映画第1弾の『犬神家の一族』のものです。

  • 『本陣殺人事件』のポスター
  • 『犬神家の一族』のポスター
  • 『犬神家の一族』の金田一耕助のトランクや帽子
  • 『犬神家の一族』の斧・琴・菊(よき・こと・きく)
  • 『犬神家の一族』に関する撮影現場の写真
  • そして『犬神家の一族』の【池から飛び出した両足】のレプリカ縮小版

 

田村高廣が犯人、水原ゆう紀がヒロイン、中尾彬が金田一耕助である『本陣殺人事件』のポスターが実に格好いい。

映画そのものは見ている途中で寝てしまって、1回見て次はないと思ってしまったのですが、映画館で観たい。あの映像の美しさ。ポスターの出来も素晴らしい。

 

『犬神家の一族』の斧・琴・菊は、ガラスケースに保管されていて触ることはできません。写真を撮ることもできませんが、あの黄金の眩しさは結構なものです。

また【池から飛び出した両足】のレプリカ縮小版は、触ることはできませんが、写真撮影を行うことができます。その両足と一緒に記念撮影をしていた人もいるぐらいです(私は知らない人に写真撮影を頼まれたぐらいです)。

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 展覧会のポスターで目立つのは、池から飛び出した両足の『犬神家の一族』のポスターだ。
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 展覧会のポスターで目立つのは、池から飛び出した両足の『犬神家の一族』のポスターだ。

 

薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子の映画ポスター。色、目が良くって見惚れた。

『本陣殺人事件』『魔界転生』のそれ(ポスター)は本当に格好いい。

好きな作品の『早春物語』のセールスガイドは興味深い。

『角川映画の40年』東京国立近代美術館フィルムセンター

 

■引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年8月23日 ■備考:( )書きは本記事作者が加筆したものである。

 

『角川三人娘』と謳われた薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子。

当時は渡辺典子がきれいだな、ぐらいで好きになれなかったのですが、薬師丸ひろ子の『Wの悲劇』や『里見八犬伝』、原田知世の『早春物語』などで彼女たちが良いなと思えたのは嬉しいことでした。

 

彼女たちの映画のポスターが展示されていました。彼女たちの目の良さ、ポスターの色の鮮やかさ。良いですね。30年ぐらい前のものなのに鮮やかだ。

一箇所に計6枚のポスターが展示されていて、椅子が一つ置いてありますので腰を下ろして、彼女たちをゆっくり観ることができます。

  • 薬師丸ひろ子のポスター:『セーラー服と機関銃 完璧版』『メイン・テーマ』
  • 原田知世のポスター:『愛情物語』『天国にいちばん近い島』
  • 渡辺典子のポスター:『晴れ、ときどき殺人』『いつか誰かが殺される』

 

『早春物語』は、パンフレットや台本もありましたが、興味深かったのはその【セールスプロモーションガイド】です。配給の角川春樹事務所や東宝などの作品関係者が行った観客動員のための宣伝の資料です。

芸能関係者に知り合いはいませんので、このような資料を見たり聞いたりしたのは初めてです。また行ったらじっくりと見てみたいものです(向いに警備員が座っていることが多いのでどうでしょうか。ちょっと気にしてしまう)。

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) この展覧会とは別に特集『生誕100年 映画監督加藤泰』にて彼の作品を観ることができる。2016年9月4日まで。
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) この展覧会とは別に特集『生誕100年 映画監督加藤泰』にて彼の作品を観ることができる。2016年9月4日まで。

 

加藤泰も羽田澄子も縁なく残念だけど、原田知世が良い。

アルバム『イマージュ』のインナースリーブの彼女の可愛らしさなど、当時は全く分からなかった。

会場で観た『時をかける少女』予告編。全く無関心だったのに映画館で観たくなった。

口笛を吹く。

 

■引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年8月23日

 

この展覧会で私が最も関心をもったのは、原田知世です。

昔は本当に苦手でなんでこんなに人気があるんだろうと思っていました。今、角川三人娘の当時の彼女の写真を見ると、子役で大人気だった加藤某を思い出します。

後年、『早春物語』を観て、彼女の魅力にやられた一人になりました。

 

『時をかける少女』は、9月2日まで角川シネマ新宿にて行われている『角川映画祭』でもその上映作品の一つになっていましたが、その会期中にとうとう縁がありませんでした。

全く関心のなかった作品ですが、今見たら、泣けてくる気がします。原田知世が歌った『時をかける少女』のメロディが頭のなかをめぐって、自然と口笛を吹いてしまうのはこの作品に心動かされる大きな期待があるからのような気がします。

本サイト関連記事:角川映画祭で【薬師丸ひろ子】の映画『Wの悲劇』(昭和59年12月)を観た 最後まで大きく心動かされる薬師丸ひろ子の表情、しぐさ、そして声(角川シネマ新宿:東京都新宿区)2016年夏

 

展覧会『角川映画の40年』は本年2016年10月30日日曜日まで開かれています。人が多すぎて不愉快になることもないと思います。ゆっくりじっくり時間をかけて楽しめるものと思います。私は少なくとも1度、また訪れる予定です。

 

2度目の来展 また来て良かった『角川映画の40年』

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場出入口建物に掲げられた展覧会のポスター
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場出入口建物に掲げられた展覧会のポスター

 

追記

2016年10月15日 土曜日

私がお邪魔したのは11時過ぎ。先客は2,3人。寂しさも感じますが、このぐらいだとゆっくりと人目を気にしないで見ることができてありがたいです。後で順番待ちしている人がいると気になって仕方がありません。

時間が経つに連れて人も増えてきました。男一人だけでなく、女一人も見かけました。知り合いと話しながらというよりも、一人でじっくりと見たい人が多いのでしょうか。

 

『角川映画の40年』展。

会期は10月30日まで。

また来て良かった、素晴らしい1時間だった。

写真撮影が可能な場所は『犬神家の一族』の湖から出た両足のレプリカのみ。それでいい。

過去を振り返り、今を見つめ、これからに希望をもつ。その時間がそこにあった。

東京国立近代美術館フィルムセンター

 

■引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年10月16日

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場出入口建物に掲げられた展覧会のポスターのうち映画『犬神家の一族』のポスター
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場出入口建物に掲げられた展覧会のポスターのうち映画『犬神家の一族』のポスター

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場内の映画『犬神家の一族』に関するレプリカ。会場内の撮影可能箇所はここのみである。
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場内の映画『犬神家の一族』に関するレプリカ。会場内の撮影可能箇所はここのみである。

 

KC4H1310展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場内の映画『犬神家の一族』に関するレプリカ拡大版。足というか股というかその間に顔を置いて記念撮影をしている人もいた。
KC4H1310展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場内の映画『犬神家の一族』に関するレプリカ拡大版。足というか股というかその間に顔を置いて記念撮影をしている人もいた。

 

角川映画時代の原田知世の輝きを素晴らしいと思えたことが本展の最大の収穫。

『早春物語』のセールスプロモーションガイドは何度も見たが、メモしてよいか確認すればよかった。

『Wの悲劇』のパンフレットを見て、断念したはずの12月の『角川映画祭』アンコールに行くか再検討を。

 

■引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年10月16日

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場建物出入口に掲げられた展覧会のポスターのうち映画『角川三人娘』のポスター。上段左から薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子。
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場建物出入口に掲げられた展覧会のポスターのうち映画『角川三人娘』のポスター。上段左から薬師丸ひろ子、原田知世、渡辺典子。

 

上段の左から

①『セーラー服と機関銃 完璧版』薬師丸ひろ子

②『天国にいちばん近い島』原田知世

③『晴れ、ときどき殺人』渡辺典子 の映画ポスターです。

これとは別に展示されていた『メイン・テーマ』の映画ポスターの薬師丸ひろ子の顔を見たら、以前よくテレビで見ていた早坂あきよを思い出しました。原田知世を見ると思い出すのは、相変わらず子役時代の加藤清史郎ですが。

 

今夏、角川シネマ新宿で行われていた【角川映画祭】。

もしかしたらと思っていたら、今年の12月にアンコール上映を行うとのこと。

『時をかける少女』か『早春物語』か『犬神家の一族』、または『Wの悲劇』を観た後にそこのパンを食べたら、一層美味しいに決まっている。

 

■引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年9月16日

 

『そこのパン』というのは、新宿にあるル・プチメック東京のことです。来年2017年早々に閉店するとのことで残念なこと。あと何回行けるのか。近いところでは新宿御苑の菊花壇展のときかな。

『角川映画祭』のアンコール上映は、2016年12月10日から12月22日まで。東京・新宿の角川シネマ新宿にて行われます。

本記事参考サイト:角川映画祭

  • サイト管理者:株式会社角川書店
  • サイトアドレス:2017年6月11日現在
    http://cinemakadokawa.jp/kadokawaeigasai/

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場を出て京橋から八重洲へ。この日は久しぶりの良い天気だった。
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会場を出て京橋から八重洲へ。この日は久しぶりの良い天気だった。

 

展覧会『角川映画の40年』の概要

  • 展覧会『角川映画の40年』
  • 日時:2016年7月26日ー2016年10月30日 11時から18時30分まで(入場は18時まで)。月曜日及び9月5日-9日は休室。
  • 場所:東京国立近代美術館フィルムセンター(東京都中央区) 展示室(7階)
  • 当日料金:一般210円、大学生・シニア(65歳以上)70円。高校生以下及び18歳未満、障害者(付添者は原則として1名まで)、MOMATパスポート持参者、キャンパスメンバーズは無料。
  • 備考:トークイベントがあります。8月20日土曜日:野村正昭『角川映画-宣伝の現場から』、9月24日土曜日:中川右介『角川映画はミステリ映画をどう変えたか』

本記事参考サイト:角川映画の40年|東京国立近代美術館フィルムセンター

 

東京国立近代美術館フィルムセンターの概要

  • 名称:東京国立近代美術館フィルムセンター
  • 住所:〒104-0031 東京都中央区京橋 3-7-6
  • 交通アクセス1:東京メトロ銀座線 京橋駅から徒歩1分
  • 交通アクセス2:都営地下鉄浅草線 宝町駅徒歩1分
  • 交通アクセス3:東京メトロ有楽町線 銀座一丁目駅より徒歩5分
  • 交通アクセス4:JR東京駅より徒歩10分
  • 地図:【Google Map】https://goo.gl/maps/i3t1q4WbBCT2

本記事関連サイト:東京国立近代美術館フィルムセンター

 

展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会期は2016年7月26日から10月30日まで。映画『犬神家の一族』の【池から飛び出した両足】のレプリカ縮小版が設置されている。そこに限り写真撮影可。
展覧会『角川映画の40年』(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区) 会期は2016年7月26日から10月30日まで。映画『犬神家の一族』の【池から飛び出した両足】のレプリカ縮小版が設置されている。そこに限り写真撮影可。

 

以上

  • 記事名:展覧会【角川映画の40年】を見た 薬師丸ひろ子・原田知世・渡辺典子の角川三人娘のポスターも(東京国立近代美術館フィルムセンター:東京都中央区)2016年夏、秋
  • 記事更新日:2016年8月30日、2016年10月1日、2016年10月23日、2017年5月12日、2017年6月11日
  • 記事出典元:山上真オフィシャルサイト

展覧会【安田靫彦展】を観た 時の河遡ることを果たし再会大いに喜ぶ(東京国立近代美術館:東京都千代田区)2016年春

「待ちかねたぞ」「いざ、竹橋」に心を惹かれた

喜びあふれる一大事 『いざ、鎌倉』の安田靫彦展

源頼朝は「待ちかねたぞ」と言い

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会チラシ 『黄瀬川陣』の頼朝
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会チラシ 『黄瀬川陣』の頼朝

 

源義経は「いざ、竹橋」と言う。

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会チラシ 『黄瀬川陣』の義経
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会チラシ 『黄瀬川陣』の義経

 

上記の写真は展覧会のチラシ。

実際は、東京国立近代美術館の出入口を入ってすぐのところに置いてあった、立看板に貼り付けてあったチラシです。

チラシのデザインの元は安田靫彦作『黄瀬川陣』。頼朝・義経兄弟を題材にした絵です。チラシに記載された、彼らのセリフが「待ちかねたぞ」と「いざ、竹橋」です。

鎌倉幕府に一大事が生じた際、武士は必ず首都・鎌倉に駆け付けなければならなかったことから生じた言葉が『いざ、鎌倉』。

日本画壇に名を残す大家、とりわけ歴史画の巨匠である安田靫彦の大展覧会ですから ~開催場所である東京国立近代美術館では、彼の展覧会は40年ぶりというからなおのこと~ 一大事であります。駆け付けなければなりません。

頼朝の「待ちかねたぞ」は義経へ掛けられた言葉ではなく、この展覧会へ宛てられた言葉であると考えますと、安田靫彦展への喜びあふれる言葉に思えてきます。実際、まさに待ちかねた『いざ、竹橋』にふさわしい展覧会でありました。

前売券『頼朝・義経券』を買った

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会チラシ 『黄瀬川陣』の頼朝と義経
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会チラシ 『黄瀬川陣』の頼朝と義経

 

上記の写真、展覧会のチラシのデザインは、前売券のデザインと同じです。もしかしたら当日券のデザインも同じでしょうか。

前売券の名称はズバリ『頼朝・義経券』。デザインそのままの直球勝負です。

一人で2枚を使っても良し。二人で一緒に使っても良し。

 

一般の当日券は1,400円。

これが2名分のチケットである『頼朝・義経券』の当日券になると2,500円ですから300円のお得。

それが前売券の『頼朝・義経券』はジャスト2,000円ときたものだ。800円引きとはずいぶんと大きなお得でした 。前売券を東京国立近代美術館のチケット売り場で買いましたが、現金払いのみでした。クレジットカード払いは不可とのこと。

しかも満足の行く展覧会、素晴らしい時間でありました。

 

初めて特別展会期中に2度行った展覧会『安田靫彦展』

2016年4月13日 平日 客は少なめ

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)館外の展覧会横断幕 『孫子勒姫兵』
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)館外の展覧会横断幕 『孫子勒姫兵』

 

足を運んだ1回目は、2016年4月13日。

この日は平日とはいえ、天候がパッとしなかったといえ、入場者が少なかったです。

私は行列が嫌いで人が多いのは困るのです。多くの人出で気が散ってしまい、何を見に来たのか分からないから。人ではない。美しいものを観に来たのだから。

じゃあこの日はよかったじゃないか。

そうでもないのです。なぜ名画一堂に会した安田靫彦展に人がいないのか。そういった不満をもったのです。関係者でもないのに。調子のいいものです。

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)館外の展覧会横断幕は透けている
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)館外の展覧会横断幕は透けている

 

そんなことを言っている私なのに、眠くなってしまいました。しかも『黄瀬川陣』で。『頼朝・義経券』の恩恵を受ける人が困ったものだ。2度目に行ったときは、やっぱりこの絵をまた観られて良かったと思いました。

この日は葉が増えたとはいえ、まだサクラが咲いていました。

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)まだサクラは咲いていた
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)まだサクラは咲いていた

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)皇居お堀沿道のサクラも
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)皇居お堀沿道のサクラも

 

2016年5月5日 祝日 開館前から行列 快晴

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)朝から絶好の展覧会日和
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)朝から絶好の展覧会日和

 

足を運んだ2回目は、2016年5月5日。この日はこどもの日。良いお天気でした。

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)朝から美術館出入口がザワザワ
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)朝から美術館出入口がザワザワ

 

驚き嬉しくなりました。開館前の行列であります。

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)開館前に行列ができていた
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)開館前に行列ができていた

 

普段は10時のところ開館時間を9時55分に前倒し。『安田靫彦展』へ人が流れていきます。

多くの人出で気が散ってしまい、何を見に来たのか分からないから人が多いのは困るのですが、総じて、客のマナーが良かった。話をするにもさほど大きな声にならず。俺が見るんだ邪魔だどけ、と割り込んでくる奴もいない。

この類の展覧会のご多分に漏れず年配者が多くいましたが、20代も10代も見受けられました。10歳前後の男の子が「もっとじっくり観たいよ」と言っていたことが頭に残っています。

良い雰囲気の会場でした。

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会看板その横に当日券購入の行列
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)展覧会看板その横に当日券購入の行列

 

この日はとっくのとうに桜の花びらは散り、目の前に新緑が広がっていました。あまり緑色が好きではない私でも嬉しくなるひと時でありました。

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)サクラは新緑に変わった
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)サクラは新緑に変わった

 

東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)昼間も絶好の展覧会日和
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)昼間も絶好の展覧会日和

 

音声ガイドの人気が高い 周りの人への心配りもしてほしい

絵の解説を聞きながら展覧会を楽しむための機械『音声ガイド』は、本展では520円。

この日は利用者、かなり多かった。展覧会の入口で貸出を受けるのですがそこも混んでいた。4月に行った時は音声ガイドスペースに閑古鳥が鳴いていたのに。

 

5月に行った後に知ったのですが、音声ガイドのナビゲーターは俳優の高橋英樹が担当しています。声に力があって安定感がありますから、安心して展覧会を過ごすことができた人、多かったのではないでしょうか。

それに加えて、解説ナレーションはテレビ朝日の矢島悠子アナウンサーが担当 ~主催の一つとしてBS朝日があることに担当理由があるのでしょうか~。彼女の声には嫌味や癖がない。また担当が男と女とでバランスがとれていますから、誰にでも利用しやすい『音声ガイド』になったのかもしれません。

 

私はこれまで一度も、音声ガイドを利用したことがありませんので正確な評価をすることはできませんが、客に利用してもらうための努力が伺えます。

音声ガイドを聞きながら作品の目の前に立って暫くの間じっと見ていること。それはいい。

だけれど、音声ガイドから音漏れがしていたことは見過ごせなかった。そういう奴は一人だけですが。

この機械音の音漏れで気が散ってしまったのです。音声ガイドの音漏れに接したのは初めてのことです。これから増えていくことなのでしょうか。マナーの問題として理解すればそれでよいのかどうか。気にかかることです。

 

余裕が喜びを生み出す 事前の準備対応によって可能となる時間、対象の取捨選択

2回目に足を運んだ5月5日は、午後から東京・京橋にある東京国立近代美術館フィルムセンターに映画や展覧会を観に行く予定がありましたので、安田靫彦展には朝一番でお邪魔して12時前に失礼することにしていました。実際には、90分ほどの時間しか作ることができませんでした。

それほど時間がありませんでしたが、掛け値なしで、良い時間を過ごすことができました、と言うことができます。

展示替えがあったとはいえ、一度同じ場所で、同じような内容の展覧会を見ているのですから、展覧会の、安田靫彦の雰囲気を身体で覚えているのです。感覚が少しなりともあるのです。それが余裕を生み出しました。0と1とでは思いの外、大きく違うものですね。

  • この絵はこの前見たから、今日は浅く観ればいい。通りすぎてもいい。
  • この絵はこの前見たけれど、印象深いから、今度はじっくりと見よう。
  • あの絵は人気があるだろうから、空いてから後で見よう。焦らずに。
  • このスペースに展示されていたあの絵は良かったのに、なくなっている。あの絵の替わりのこの絵はどうだろう。
  • やっぱりこの絵は、何度観ても素晴らしい。

2回目になりますと、トントントントン足が進んでいくものなんですね。

もちろん『これだ!』という絵の前では時間を費やしましたけれど、それでも感覚がアッという間に過ぎているのに、時間はまだ経っていない。これって素晴らしい。嫌らしい言い方ですが、儲けものです。

 

『安田靫彦展』には2度足を運びました。私にとって、特別展、企画展としては初めて、会期中に2度行った展覧会。2度行くことがこれだけ良いなんて思いもよりませんでした。

しかしそうした対応はなかなか難しいことです。

  • 同じ展覧会に行く意味がさほどにあるのか疑問であります ~1回の展覧会に2時間以上時間をかけてゆっくりと見るため~
  • そのためにまた『時間』を作らなければならないのか ~これだけのために、というのはなかなか難しい~
  • 少なからずの『おあし』も出るじゃないか ~神奈川の田舎から都会に出て行くのは、なかなかどうして出るものが出ていきます~

それもこれも今回の件で、見直さなければなりません。

展覧会の会期中に複数回見ることはなんて素晴らしいことなんでしょう。なんて贅沢なんでしょう。大いなる喜び。もしかしたら3回目があっても良いのかもしれません。離婚だの結婚だのだとこうはいきませんでしょうが。

 

日本画家、安田靫彦

日本画家、安田靫彦(1884-1978)。

東京・日本橋に生まれ、日本美術院の再興に参画し、中核のひとりとして活躍しました。

「美しい線」、「済んだ色彩」、「無駄のない構図」…。

日本画に対して誰もが抱くこのようなイメージは、すべて靫彦が作ったといっても過言ではありません。

また、生涯かけて歴史がに取り組み、誰も描かなかった主題にゆるぎないかたちを与え、古典の香り豊かに表現したことも特筆されます。

■引用元:安田靫彦展(時期:2016年3月23日-5月15日、場所:東京国立近代美術館)のチラシによります。

 

『靫』は『ゆき』と読む

この字は読めません。今だになんだっけ、となることがあります。

安田靫彦で『やすだ ゆきひこ』と読みます。靫彦は雅号、いわば芸名であり本名は安田新三郎です。

『靫』の字は『ゆき』とも『ゆぎ』とも読みます。

『靫』は矢を入れて背負う筒状の容器のことです。古墳時代の古墳から発掘されたものもあるそうで、歴史画の大家として名高い安田靫彦との関わりは興味深いものがあります。

ただし、彼の絵の題材としては弓矢よりも刀、それも細長い刀の方が印象に残っています。

 

展覧会の構成、章に見る安田靫彦

  • 第1章『歴史画に時代性をあたえ、更に近代感覚を盛ることは難事である』
  • 第2章『えらい前人の仕事には、芸術の生命を支配する法則が示されている』
  • 第3章『昭和聖代を表象するに足るべき芸術を培う事を忘れてはならない』
  • 第4章『品位は芸術の生命である』

以上、4章から成る『安田靫彦展』の各章の名称です。それらの詳細は不明ですが、安田靫彦本人が口にしたか書類にしたためたかしたものでしょう。

特に興味深いのは第4章の名称です。品位。芸術でない場合でも品位を核にし、生命としたいものです。

 

強く印象に残った作品について

各作品の情報については、会場にて無料で取得した『安田靫彦展 出品目録』の情報によります。作品名、製作年、年齢、所蔵の記載がありました。

見終わりましてから『出品目録』の印象深い作品にマル印を付けました。3つ4つではない数のマル印。嬉しいことです。

 

安田靫彦『遣唐使』

背景の茶色の古ぼけた色がいい。

1894年の日清戦争からわずか数年後のもの。何かこの絵に思いを込めたのか。

この雰囲気の絵をわずか16歳で描いたことに驚きます。

  • 作品名:遣唐使
  • 製作年、年齢:明治33年(1900年)4月 16歳
  • 所蔵:空欄

 

安田靫彦『守屋大連』

古墳時代の政権の有力者、物部守屋(もののべ の もりや)。

顔が怖い。顔が怖いのです。本物過ぎる顔なのです。この眼光鋭く苦々しく、殺伐とした顔。

生と死が隣り合わせだった時代の要求と理解すべきなのか。現代に圧倒的に不足している求められるものと理解すべきなのか。

会場のメモによると、ご本人は『やり過ぎたかな』と後悔していたようす。

  • 作品名:守屋大連(もりやおおむらじ)
  • 製作年、年齢:明治41年(1908年)10月 24歳
  • 所蔵:愛媛県美術館

 

安田靫彦『夢殿』

1万円札であります。いえいえ奈良は法隆寺にある建物『夢殿』にて瞑想している聖徳太子であります。

彼が着ている、服の柄の繊細さ。この件は安田靫彦の多くの絵で感じたこと、素晴らしいと思いました。芸の丁寧さその美しさ。

聖徳太子の後ろにいる女性の中には、前田美波里風の顔立ちの人がいます。

  • 作品名:夢殿(ゆめどの)
  • 製作年、年齢:明治45年(1912年)10月 28歳
  • 所蔵:東京国立博物館

 

安田靫彦『花の酔』

めっぽう良い女であります。白い肌に大きな目、長い黒髪。そこに赤い着物が腰より下にあって安定感があります。この着物の柄もまた繊細です。

彼女の姿形が、今上映している映画『ちはやふる』の広瀬すず風なのですが、いえいえ私は『花の酔』であります。

  • 作品名:花の酔
  • 製作年、年齢:明治45年ー大正2年頃(1912-13年)10月 28-29歳
  • 所蔵:宮城県美術館

 

安田靫彦『羅浮仙』

めっぽう良い女であります。白い肌にほどよい目。黒髪はお団子に。髪だけ見るとトットちゃんを思い出します。

羅浮仙は梅の木の精だそうで、どうりで彼女の後ろに梅が見事に咲き誇っているわけだ。梅の香りが彼女を包んでいるわけです。その香りの良さが顔に出ているのかしら。

羅浮仙を題材にした絵。

安田靫彦はこの作品の前にも描いており、構図の変わらない『羅浮仙女』として存在します。東京は白金台の松岡美術館の所蔵であり本年2016年1-4月の企画展『館蔵日本画展』にて見ることができたとのこと。

そちらの実物を観たことがないせいもあるのでしょうが、顔立ち、服の色味と全体とのバランス、また梅の咲き具合からすると、私はこの『羅浮仙』の方が好きです。現実離れした彼女の雰囲気が、本来実在しない梅の木の精という存在に合っているのかもしれません。

  • 作品名:羅浮仙(らふせん)
  • 製作年、年齢:大正4-5年頃(1915-16年) 31-32歳
  • 所蔵:空欄

 

安田靫彦『風神雷神図』

一目観たときは正直に言って軽くみていたのです。顔が漫画チックでヒョロヒョロとした身体。神様には思えない。未成年を思わせます。未熟さは神様とは相容れないものなのかもしれません。

しかし、何度も観るに連れてその印象が良くなってくる。楽しくなってきたのです。

雷を背にした雷神は、天から降りてきたかのよう。ぎょろりと大きく見開いた両目は、雷の力の甚大さを思わせるものなのでしょうか。

それとは反対に、風に乗った風神は、舞い上がり天へと昇っていくかのよう。そのため集中しているさまが顔に表れているのかもしれません。風に乗ることはそんなに簡単なことなのか、いやそうではないと。一念発起せよと。勝ち馬に乗ることもそうかもしれません。乗ればいいというものではない。

黒い線の具合が良い。そして色の具合。好きなのです。

  • 作品名:風神雷神図
  • 製作年、年齢:昭和4年(1929年)4月 45歳
  • 所蔵:公益財団法人遠山記念館

本記事参考サイト:【遠山記念館_Toyama Kinenkan】風神雷神図 2曲1双

  • 備考:所蔵元による本作品の解説、作品を見ることができます。『神々が内包されている』姿だという興味深い指摘がされています。
  • サイト管理者:公益財団法人遠山記念館
  • サイトアドレス:2017年5月10日現在
    https://www.e-kinenkan.com/collection/c1t5.html

 

安田靫彦『菖蒲』

この菖蒲の青色がたまらなく良い。紫色ではない。

何度観ても良い。

素晴らしく美しい青。

青一色の菖蒲ではなく、白もある。花咲かせる前のものは黒で描かれ、長い葉も緑ではなく黒。それらの対比で青が一層鮮やか。品の良さだけではない鮮烈な印象を持ちました。

日本の伝統的な色とされる、しょうぶ色ではなく、あやめ色でもない。青色の菖蒲が素晴らしい

  • 作品名:菖蒲
  • 製作年、年齢:昭和6年(1931年)11月 47歳
  • 所蔵:京都国立近代美術館

 

安田靫彦『月の兎』

この絵を初めてみたのですが、泣いてしまいました。その話に泣けた。

 

猿と狐と兎が、道で行き倒れた見知らぬ爺を助けようと、それぞれができることをする。

猿と狐は食べ物を採ってきたけれど、兎は何もできなかった。

そこで兎は、火の中に飛び込んで焼いた自らの肉を爺に差し出す。

爺の正体である神は、兎を天へと昇らせ『月の兎』とした。

 

巻物にそれらの場面が描かれ、右から左へと進んで見ていきます。

黒一色だったかどうか。淡い色彩の印象ですが、生きる死ぬの話ですから、状況はさほど淡白ではありません。

兎は『情けは人のためならず』ではないですね。生を失えば何の利か。その利が得られないではないか。『己を忘れて他を利する ~忘己利他~』という言葉を思い出しました。

私はどこまで行っても己を忘れることができません。月の光を、陽の光を浴びることを欲してしまいます。涙は『忘己利他』への憧れなのでしょうか。

  • 作品名:月の兎
  • 製作年、年齢:昭和9年(1934年)9月 50歳
  • 所蔵:愛知県美術館

 

安田靫彦『赤人』

残念ながら、Google画像検索ではそれらしき絵を見ることができず確認することができません。

絵の向かって右側の上に青い富士山が、左側の下に人が描かれていました。

 

赤人とは誰か。英字の題名は『Poet Yamabe no Akahito』とされていましたから、奈良時代の歌人である山部赤人(やまべ の あかひと)です。百人一首の『田子の浦にうち出でてみれば白妙の富士の高嶺に雪は降りつつ』のあの人です。山部赤人である旨の案内は、はっきりと覚えはないのですが、会場のメモにあったかもしれません。

人だけでも面白くない。青い富士山だけでもつまらない。大家54歳の作品ですから不足であるわけはないのですが、そう感じたのです。両者一体の絵と感じたのです。

先般あった山梨県への出張にて、遠くからではありましたが久しぶりに富士山を見ました。素晴らしかったです。出張先の地元の人に私は何度も言ったほどです。

もちろん富士山そのものの素晴らしさですが、その素晴らしさを感じる人、口にいる人がいればこそ、富士山の存在が際立つ。

両者一体の絵と感じ、素晴らしい絵だと思った理由の一つは、そこにあるのかも知れません。

  • 作品名:赤人
  • 製作年、年齢:昭和13年(1938年)3月 54歳
  • 所蔵:東京国立近代美術館

 

中央自動車道の中央道都留バス停(山梨県都留市)より【富士山】を臨む04
中央自動車道の中央道都留バス停(山梨県都留市)より【富士山】を臨む

 

安田靫彦『黄瀬川陣』

  • 作品名:黄瀬川陣(きせがわのじん)
  • 製作年、年齢:昭和15年(1940年)11月/昭和16年(1941年)9月 56-57歳
  • 所蔵:東京国立近代美術館【重要文化財】

本記事参考サイト:MOMAT の国指定重要文化財 | 東京国立近代美術館

  • 備考:所蔵元による本作品の解説、作品を見ることができます。東京国立近代美術館が収蔵する重要文化財14件の紹介ページであり、一番下に安田靫彦『黄瀬川陣』の紹介があります。
  • サイト管理者:東京国立近代美術館
  • サイトアドレス:2017年5月10日現在
    http://www.momat.go.jp/am/collection/masterpieces/

本記事参考サイト:紙本著色黄瀬川陣〈安田靫彦筆/六曲屏風〉 文化遺産オンライン

  • 備考:所蔵元による本作品の解説、作品を見ることができます。ぼやけていますが絵を大きくして見ることができます。
  • サイト管理者:文化庁
  • サイトアドレス:2017年5月10日現在
    http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/175614/

 

安田靫彦『豊大閤』

題名の読み方は『とよたいこう』ではないかと思うので、そのようにパソコンに入力したのですが、『トヨタ行こう』となってしまいましたのは、回し者だからではありません。免許もってませんですから。

太閤殿下に興味関心はありません。小日向秀吉に首をはねられてしまうかもしれませんが。

団扇の美しさに惹かれたのです。または軍配でしょうか。

藤の花。

顔よりも大きい、紫色の団扇の背景の中に、金色で描かれた藤の花藤の花が紫色ではない。それが良い。美しいのです。

現代では、藤の花は4月下旬から5月上旬が見頃です。大閤殿下の生きた時代もさほど変わらないでしょう。温暖化も進んでいない。それではなぜ団扇に藤の花なのか。藤の花ではないのか、私の理解力のなさなのか。

  • 作品名:豊大閤
  • 製作年、年齢:昭和19年(1944年)2月 60歳
  • 所蔵:東京国立近代美術館

 

安田靫彦『王昭君』

王昭君(おうしょうくん)は楊貴妃・西施・貂蝉とともに古代中国四大美人の一人だそうです。好みがあるのでしょうが、私には美人だという理解があまりありません。

一般的には美人だと理解されている王昭君を題材とした絵だから良い、という思いはあまりありません。彼女が結婚をするドラマチックな悲観的な経緯、そして彼女の雰囲気の良さが印象深いのです。

白い肌のふっくらとした顔立ちの王昭君が、金色の鳳凰が描かれた黒地の衣に身を包んでいます。その彼女が光り輝いているのです。これから歩む困難の道のりを強く生きていかなければならないという決意、意欲、また顔に伺える緊張感がそう思わせたのかもしれません。

 

なお、安田靫彦展の会期中、同館のMOMATコレクション展(2016年3月23日(水)から5月15日(日))において、同じ題材の作者違いのもの、菱田春草『王昭君』が展示されていました。これも良く、実際に目のあたりにすることのできる展覧会において、同時期に同場所でみることができるという有難さに感謝しています。

  • 作品名:王昭君(おうしょうくん)
  • 製作年、年齢:昭和22年(1947年)9月 63歳
  • 所蔵:足立美術館

本記事参考サイト:安田靫彦 | 足立美術館|ADACHI MUSEUM OF ART

  • 備考:所蔵元による本作品の解説、作品を見ることができます。
  • サイト管理者:財団法人足立美術館
  • サイトアドレス:2017年5月10日現在
    https://www.adachi-museum.or.jp/archives/collection/yasuda_yukihiko

 

安田靫彦『小鏡子』

絵を一目見て強く感じる扉の朱色、紐の赤色の強さ。そしてその中にある、女の衣服の若草色、緑色の穏やかさ。それらの色の対比、対照が素晴らしい

  • 作品名:小鏡子
  • 製作年、年齢:昭和22年(1947年)11月 63歳
  • 所蔵:川崎市市民ミュージアム

 

安田靫彦『飛鳥の春の額田王』

この絵もまた『小鏡子』と同じように、赤色と緑色との対比、対照が素晴らしいと感じました。

額田王(ぬかだのおおきみ)は飛鳥時代の女流歌人。この作品のいくつかの紹介文の中では『天武天皇の妃』という内容で紹介されていません。異説がある、あるいは三角関係があるかもしれず『女流歌人でいこう』ということなのでしょうか。

彼女の上半身の衣服が赤色で、絵の中心にあるのでなおのこと鮮烈な印象を受けます。

その衣服の柄が花でしょうか、植物でしょうか、金色で細やかに描かれており華やかさが増しています。

彼女の背景には、頭上に緑色の山々。そして身体を囲むようにして寺社の数々。人と自然と街が一体となったかのようで、鮮烈な彼女を通して、その場所に見る者が居合わせているかのような、風を感じるかのようです。

  • 作品名:飛鳥の春の額田王(あすかのはるのぬかだのおおきみ)
  • 製作年、年齢:昭和39年(1964年)9月 80歳
  • 所蔵:滋賀県立近代美術館

本記事参考サイト:飛鳥の春の額田王 | 滋賀県立近代美術館

  • 備考:所蔵元による本作品の解説、作品を見ることができます。『戦後における安田靫彦の最高傑作』との記述があります
  • サイト管理者:滋賀県立近代美術館
  • サイトアドレス:2017年5月10日現在
    http://www.shiga-kinbi.jp/?p=11013

 

安田靫彦『紅白梅』

紅い梅と白い梅。だから半分ずつ描かれているのかと思いましたらそうではありません。白6の赤4ぐらいの割合。背景が黄色がかった茶色であるとはいえ、梅の紅色と比べると白色は貧弱。心地よいバランスです。

1対1だからバランスが取れて、というわけでもないのですね。

  • 作品名:紅白梅
  • 製作年、年齢:昭和43年(1968年) 84歳
  • 所蔵:ウッドワン美術館

 

安田靫彦『草薙の剣』

草薙の剣を振りかざしたヤマトタケルが赤い炎に包まれているわけですから、遠目から見ても、それだけで鮮やかで熱さを覚えるのですが、近づいてみますと何か雰囲気が違うのです。

金色だ。金の粉だ。炎に金色が散りばめられているのです。それが炎の熱さを増加させている。そして金色の神秘的な美しさ。本物は実物を見るべきだ。そう強く思わされた絵です。

この『草薙の剣』のヤマトタケルや『黄瀬川陣』の源義経の顔を見ると、稀勢の里を思い出します。

 

展覧会『安田靫彦展』の概要

  • 展覧会『安田靫彦展』
  • 会場:東京国立近代美術館
  • 住所:〒102‐8322 東京都千代田区北の丸公園3-1
  • 会期:2016年3月23日水曜日〜5月15日日曜日
  • 開館時間:午前10時〜午後5時(金曜日は午後8時まで)なお入館は閉館の30分前まで(通常の入館は16時30分まで可、金曜日に限り19時30分まで可)
  • 休館日:月曜日(3月28日、4月4日、5月2日は開館)
  • 観覧料(当日券):一般1,400円、大学生・専門学生900円、高校生400円

本記事参考サイト:安田靫彦展

  • サイト管理者:サイトのフッターに『©The Asahi Shimbun, BS Asahi. All rights reserved.』と記載あり。
  • サイトアドレス:2016年6月24日現在リンク切れ
    http://yukihiko2016.jp/
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)チケット売り場前の展覧会看板 『黄瀬川陣』の頼朝
東京国立近代美術館の安田靫彦展(東京都千代田区)チケット売り場前の展覧会看板 『黄瀬川陣』の頼朝

 

以上

  • 記事名:展覧会【安田靫彦展】を観た 時の河遡ることを果たし再会大いに喜ぶ(東京国立近代美術館:東京都千代田区)2016年春
  • 記事更新日:2016年5月10日、2016年5月21日、2016年5月22日、2016年5月23日、2016年6月24日、2016年10月24日、2017年5月10日
  • 記事出典元:山上真オフィシャルサイト