江口洋介のドラマ『チェイス』を見た【8】助演 益岡徹・奥田瑛二・中村嘉葎雄 2010年春

益岡徹 /新谷聡史 役

東京国税局査察第20部門 統括官。

切れがあってかつ温かみのある人、というのは相当難しい。益岡徹はどんな役をしてもそれなりにはまってしまうが、新谷聡史役は群を抜いて良い。

そういえばドラマ『臨場』(主演:内野聖陽)では刑事を演じている。

 

奥田瑛二 /品田基彦 役

東京国税局査察査察部 次長。

部下に対して「~ですよ」と丁寧な言葉づかいをすることがある。

奥田瑛二は苦手な俳優の一人であるが『チェイス』の演技は好きだ。映画監督業を積み重ね、賞を得て評価されたことと、何か関係があるのであろうか。

 

中村嘉葎雄 /檜山正道 役

檜山屋グループ会長。檜山甚一の父。『流通界のカリスマ』。

『伝える』ことは極めて難しい。

演技も、ドラマも、少なくとも声で伝えることであるから、大きな声や深い声、ハッキリと聞き取れる声、明瞭な声が求められるはずだ。

 

第3回では、今の檜山正道が村雲修次と話し合う場面が出てきた。

『脱税チーム』の存在すら否定するかのような言葉を、村雲に投げかけていた。そのときの檜山の声が聞き取りづらかった。センテンスが短くて、独特の間とイントネーション。そのうえゴニョゴニョと話すときている。

楽しみなドラマであるから、その分音量を大きくしているにも関わらず、檜山の声は聞き取りづらかった。

第2回だったか、檜山が幼少時代の村雲に話しかけていたときには大きく、勢いのある、ハッキリとした声であったから、今の檜山の『ゴニョゴニョ感』は明らかで、言葉が聞き取りにくく伝わりづらい。と一瞬、嫌悪感をもった。

 

しかし、本当にそうかはしらないけれど、合点がいった。これも演技だと思えばいいのだと。それ相応の年齢の存在感を表す演技であろうと。

恐らくはこれから檜山と村雲との間の過去がでてくるであろう。そのなかで檜山の恐ろしさが垣間見えるはずだ(親子なのであろうか)。それらとの対比、過ぎゆく人の時間の流れのなかで、檜山正道をみてみると、中村嘉葎雄の『ゴニョゴニョ感』に脱帽する。

『伝えたい』が前面に出過ぎるのはいかがなものなのか。『伝えたい』と『演技をする』とは必ずしも同じではないのではないか。と檜山正道を見て思ったこと。

 

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  9. ドラマ『チェイス』の出演者:助演 益岡徹、奥田瑛二、中村嘉葎雄

 

以上

  • 記事名:江口洋介のドラマ『チェイス』を見た【8】助演 益岡徹・奥田瑛二・中村嘉葎雄 2010年春
  • 記事更新日:2010年5月4日、その他、2016年2月5日、2016年3月4日、2016年7月2日、2017年4月3日
  • 記事出典元:山上真のスマイルダイアリー

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