この記事の概要
そば屋『つたや』上野駅入谷口から徒歩ですぐ
平成28年1月14日、上野の森美術館で『肉筆浮世絵』展を見ました後、昼食を御馳走になりましたのはこちらの『つたや』です。初めてお邪魔しました。
→本サイト関連記事:展覧会【肉筆浮世絵】を見た 競いあう女の色艶に偽りなし(上野の森美術館:東京都台東区)2016年冬

玄関まわり 赤いのれんに『生蕎麦』の看板
玄関は一人が出入りできるぐらいの小さいもの。その分建物もこじんまりとしていて一目見て分かる店舗ではないかもしれません。
玄関には赤いのれんがかかり、その横には『生蕎麦』と書かれた立派な木で作られた看板、そのそばにはその日のおすすめ品がかかれた看板が立て掛けられています。
店内 全フロア喫煙
店内は1階と2階とで食事することができ、いずれの階も煙が立ち込めた喫煙です。
私は煙草が苦手でどうしようかとも思いましたが、偶々のことですからよしとしました。テーブル席の1階は8割以上席が埋まっていましたので、空いていると言われた2階へと足を運びました。
2階は座敷席で、4人が座れるテーブルが4ケほど置かれていました。ほかの客は食べ終わってゆっくり煙を燻らせながら話をしていました。
混んでいましたからしばらく待ち、セルフサービスで温かいお茶をいただきながら、店の人が来てくれて注文しました。
『カレー南ばんそば』身体が温まってホッと落ち着く味
混んでいたのに5分ほどで来て驚きました。主役は『カレー南ばんそば』の大盛りです。
その内容と言いますと
- 豚肉
- 玉ねぎ
- 別皿に乗せられた、長ねぎ
熱々のそばがカレ-の辛さ、香ばしさと一緒になっているわけですから、やはり『カレー南ばん』は身体が温まります。
お蕎麦は細くて風味が弱め。これはカレーの風味で弱くなるでしょうから特に問題なし。
豚肉は多く入れてくれていました。当然ですが、ちゃんと豚肉の味がしました。切れっ端を入れているのとは訳が違う。けちは困ります。
豚肉の旨味と玉ねぎの甘み、カレーの香ばしさの合わせ技が良い。
最後に、長ねぎの香りの良さ、歯ざわりの良さも加えて別の味で楽しみました。ホッとできる味の落ち着き加減が昔ながらのそば屋の良さ。
食べた直後は、大盛りで丁度よかったと思いましたが、腹持ちが良かったのでやはり『大盛り』でありました。
忙しくても笑顔で声をかける商売上手
他の客が引けて一人で2階を独占状態。座っていた奥には猫の置物が多数置かれていました。招き猫にあやかっているのでしょうか。和みます。後ろには明治時代前後の浮世絵が掲げられていました。
気分よく「ごちそうさま」と言いますと、店の3人全員から「ありがとうございました」の声が一斉にかかります。当たり前なのでしょうが、雑にせず忙しくても挨拶ができる店の良さ。
大盛り料金100円を加えて、『カレー南ばんそば』は現金払いの930円。私には高い代物とは思えません。またよろしくの「ごちそうさま」でした。

上野駅近くのそば屋『つたや』の概要
- そば屋『つたや』
- 住所: 東京都台東区上野7-10-6
- 最寄り駅:JR、東京メトロ 上野駅入谷口 徒歩1分
- 営業時間1:平日11時-17時
- 営業時間2:土・祝11時-14時(日曜日定休)
- 備考:夕方17時以降は飲み屋として営業するとのこと。
本記事関連サイト:上野でお蕎麦なら老舗蕎麦屋 つたや
- サイト管理者:つたや
- サイトアドレス:2016年10月25日現在(リンクの対応について未詳のためリンクをしない)
http://www.ueno-tsutaya.com/index.html
以上
- 記事名:【カレー南ばんそば】を食べた ホッとできる味の落ち着き加減が良い(上野そば処つたや:東京都台東区)2016年冬
- 記事更新日:2016年1月31日、2016年3月29日、2016年10月25日
- 記事出典元:山上真オフィシャルサイト