2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子

【上岡敏之】指揮・新日本フィル『ベートーヴェン交響曲第5番』を聴いた 燃える秋 2016年秋

公演前の東京駅にて

2016年10月15日 土曜日

待ちに待った快晴。

楽しみにしていた、上岡敏之指揮の新日本フィルの公演をより良いものにしてくれた。

お天道様、ありがとう。

東京駅丸の内駅舎、『東京エキマチ』

その前に足を運んだ東京駅。

私は半袖ではなかったが、羽織ものを脱いでシャツで過ごした。

東京駅の丸の内駅舎(東京都千代田区) 2016年10月15日は快晴。上着を脱いで半袖になった人がいるほどの暑さだった。
東京駅の丸の内駅舎(東京都千代田区) 2016年10月15日は快晴。上着を脱いで半袖になった人がいるほどの暑さだった。

東京駅で入手できる隔月発行の『東京エキマチ』をもらう。どの号も濃い内容を読める無料マガジン。初号からの読者で嬉しい。

本記事参考サイト:駅から街へ、街から駅へ 東京エキマチ

  • 備考:『東京エキマチ』は「東京駅と、周辺に広がる6つの「マチ」。「大手町」「丸の内」「有楽町」「日本橋」「八重洲」「京橋」の歴史や最新ニュース、おいしいもの、散歩スポットなどを紹介するフリーマガジン」です(2017年9月以前の下記のサイトの案内による)。やっぱり手にとって見る実物、マガジンが良いのです。
  • サイト運営管理者:東京ステーションシティ運営協議会
  • サイトアドレス:2019年9月14日現在
  • http://www.tokyostationcity.com/tokyoekimachi/

うどん屋『麦まる』

公演前の昼食。

東京駅のとある蕎麦屋。千円以下で座って食べるシステムはいいのだが、出入口が騒々しく止めた。

八重洲地下街の『麦まる』へ。

うどん屋『麦まる 八重洲地下街南口店』(東京都千代田区) 写真撮影日は2016年2月21日
うどん屋『麦まる 八重洲地下街南口店』(東京都千代田区) 写真撮影日は2016年2月21日

以前に来た日の平日12時は一目見て取り止めるほどの大行列だったが、今回の週末12時半は行列もなく席も選べた。

かけうどんを1,5玉、天ぷらは茄子と芋。合わせて560円。

店員の大きな声での挨拶も嬉しく、今度も来ようという心持ちになる。

上岡敏之と新日本フィル 私は秋に燃える

作曲家ベートーヴェンは苦手なのに

燃えた。

すみだトリフォニーホールにて行われた今日のオール・ベートーヴェンプログラムに嬉しくなった。

ベートーヴェンは、私にとって距離のある作曲家。

正統派プログラムであり、昨年2015年末の読響と上岡敏之の『第九』がとても良かったのでこの指揮者ならば、と楽しみにしていたこの公演。

『コリオラン』で来て良かったと思い

『ヴァイオリン協奏曲』で泣いて

『運命』で熱くなった。

昼食にかけうどんを1,5玉、天ぷらは茄子、芋を平らげたにもかかわらず、昼間に眠くならずに、アンコールの最後まで聴くことができた。

それは、新日本フィル、崔文洙、そして上岡敏之の演奏に私が燃えたからだ。

2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演前のホール出入口の様子
2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演前のホール出入口の様子

本サイト関連記事:上岡敏之の『第九』

■  良し悪しは自らの信ずるままに【上岡敏之】指揮・読売日本交響楽団『ベートーヴェン 第九』を聴いた 2016年正月

指揮者やソリストの横顔が見える場所で聴く

上岡敏之は何度も横を向いたので、笑顔も、険しい顔も見た。

彼の息遣いが際限なく聞こえてきて、聴く者の公演の当事者意識がかなり高くなって良い。

指揮棒が譜面台や落下防止バーに当たる音が何度も聞こえた。

しかし、この席は問題だ。席の落下防止バーが始終目に入ること。クラクラしないまでも目が疲れてしまう。ミューザ川崎シンフォニーホールの3階サイド席では、演奏の途中で本当にクラクラしてしまった。

この問題については公演中に、3階の同じような席の中で解決できそうな席を見つけた。

それは良いのだが、それらの席の後日のチケットは、さすがに時間が経たずに大部分が売れ切れていた。

他方で、チケット発売日当日に対応したいと思うほどの意欲はない。席の絶対数が少なすぎるからだ。

客入りが良くなくても観客は、気にする必要はない

客の入りが6割前後に見えて開演前は残念に思ったが、始まれば、それで良かった。

咳払いなどの耳障りな音はあったがさほどではなく、目くじらを立てるフライング拍手でもなかった。

ブラボーブラボーも良い気持ちになった。

2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 錦糸町駅北口方面からすみだトリフォニーホールへ通じる通路の、公演前の様子
2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 錦糸町駅北口方面からすみだトリフォニーホールへ通じる通路の、公演前の様子

ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』

『ヴァイオリン協奏曲』で冒頭から泣けてきて鼻水が止まらず困った。

元々『ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲』に何ら思い入れがなく、正直に言えば、この日のヴァイオリンの音も好みではなかった。

しかし良かったのだ。またこの曲を聴きたいと思った。ベートーヴェンの『ヴァイオリン協奏曲』だからこの公演には行かない、と私の判断が激減するように思う。

ベートーヴェンに近づけたように思う。ありがとう。

ヴァイオリンの崔文洙のアンコール『J.S.バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番よりアダージョ』も良かった。天井を見上げて思考する時間、一瞬ながら生まれた。なんと贅沢なことか。

「興醒めよね、ベートーヴェンの後にモーツァルトで」

そうのような公演後の見知らぬご婦人の声。相手の返事は聞き取れなかった。

アンコールは『モーツァルト フィガロの結婚より序曲』。

上岡敏之は、一つの公演のプログラムにおける各曲の調性の親和性に重きを置いているとのことだから、『ベートーヴェン ヴァイオリン協奏曲』との兼ね合いでこの曲を選んだのかもしれない。

また2016年9月9日の、上岡敏之音楽監督就任記念定期演奏会と銘打たれたオール・リヒャルト・シュトラウスプログラムのアンコールとして『リヒャルト・シュトラウス 歌劇サロメよりサロメの踊り』を演奏したことも踏まえると、新日本フィルが大きなオペラ公演に携わりたいという高い意気込みを表明しているのかもしれない。

「上岡さん。実物の顔はもっと若く見えたのよ」

ホール出入口の柱に貼られた公演の写真を見て「そうそうこの人よ、上岡さん。実物の顔はもっと若く見えたのよ。でも私、目が悪いから」となぜかオチをつける別のご婦人。

私は並んでいないが、公演後のサイン会の列は長かった。女性が多かったように見受けたがいかに。

2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口に掲示された公演チラシを見るご婦人方
2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口に掲示された公演チラシを見るご婦人方

公演が生み出した興奮が身体を東京スカイツリーに向かわせる

新日本フィルの公演で燃えて心持ちが良くなって、その勢いで、予定になかった東京スカイツリーへ。

タワービュー通りを真っ直ぐ歩いて20分ほど。

スカイツリーには昇らなかったが、人が多くて驚いた。

そういえば公演前、錦糸町駅を出るとき「わあ、スカイツリー大きい!」と声をあげて喜んでいた子供たちがいた。

【東京スカイツリー】を京成電鉄・都営地下鉄・東京メトロ・東武鉄道押上駅(東京都墨田区)近く『ソラマチひろば』より臨む 建物に記載されている文字は『soramachi』『すみだ水族館』である。
【東京スカイツリー】を京成電鉄・都営地下鉄・東京メトロ・東武鉄道押上駅(東京都墨田区)近く『ソラマチひろば』より臨む 建物に記載されている文字は『soramachi』『すみだ水族館』である。

東京スカイツリーから錦糸町駅に戻る途中、すみだトリフォニーホールの下を通ったら、公演関係者がタクシーに乗り込む場面に出くわした。

17時半頃だったか。大変なものだ。

本サイト関連記事:東京スカイツリー

■  【東京スカイツリー】を押上、錦糸町で見た 初めて東京スカイツリーへ行った(東京都墨田区)2016年秋

『マイ・ウェイ』

上岡敏之で『運命』を聴いたその日に、午後11時前、シェアラジオ特別番組『宇多田ヒカルのファントーム・アワー』(ラジオ日本)の中で『マイ・ウェイ』を聴くとは何という日なのか。若い頃の藤圭子の歌で。

マイ・ウェイ、我が道、我が定め。

良い日だ。

涙もろいにもほどがある。

本記事参考サイト:藤圭子マイウェイ七周年

  • You Tube 竹山sumiko
  • 2019年9月14日現在
  • https://youtu.be/NGBuOdtOt0w

上岡敏之指揮・新日本フィル『ブラームス交響曲第1番』2018年3月10日

※ 追記 2016年11月29日

再来年の2018年3月10日土曜日の18時より、上岡敏之は新日本フィルハーモニー交響楽団と『ブラームス 交響曲第1番』の演奏会を行います。

東京・錦糸町のすみだトリフォニーホールにおいて『すみだトリフォニーホール開館20周年記念』および『すみだ平和祈念コンサート2018《すみだ×広島》』と銘打たれて行われるものです。

気の早い話ですが、とても楽しみなコンサートです。『ブラームス 交響曲第1番』と『平和祈念』がどのように結びつくのか、それも興味深いものです。

本サイト関連記事:上岡敏之の『ブラームス』

■ 【上岡敏之】指揮・新日本フィル『ブラームス交響曲第1番』を聴いた 2018年春

音楽会『新日本フィルハーモニー交響楽団 第1回ルビー<アフタヌーンコンサート・シリーズ>』の概要

  • 音楽会『新日本フィルハーモニー交響楽団 第1回ルビー<アフタヌーンコンサート・シリーズ>』
  • 日時:2016年10月15日 土曜日 14時-16時10分頃
  • 場所:すみだトリフォニーホール 東京・錦糸町
  • 演目1:ベートーヴェン『序曲 コリオラン』
  • 演目2:ベートーヴェン『ヴァイオリン協奏曲』
  • アンコール 崔文洙:J.S.バッハ『無伴奏ヴァイオリンのためのソナタ第1番よりアダージョ』
  • 演目3:ベートーヴェン『交響曲第5番』
  • アンコール:モーツァルト『フィガロの結婚 序曲』
  • ヴァイオリン:崔文洙
  • コンサートマスター:西江辰郎(前半2曲)、崔文洙(後半1曲)
  • 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
  • 指揮:上岡敏之
  • 備考:同じプログラムで、前日の2016年10月14日金曜日14時より公演がありました。

本記事参考サイト:#1 ルビー | RUBY | [公式]新日本フィルハーモニー交響楽団

  • 備考:オール・ベートーヴェンプログラム(序曲『コリオラン』、ヴァイオリン協奏曲、交響曲第5番)に関する演奏会の情報です。
  • サイト運営管理者:公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団
  • サイトアドレス:2019年9月14日現在
  • https://www.njp.or.jp/concerts/1082
2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子
2016年10月15日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子

本記事の名称、更新日、出典元、写真撮影日

■ 記事名称:【上岡敏之】指揮・新日本フィル『ベートーヴェン交響曲第5番』を聴いた 燃える秋 2016年秋

■  記事更新日:★2016年10月15日、★2016年10月16日、2016年10月27日、2016年11月29日、2017年4月6日、2017年9月12日、2019年9月14日

■  記事出典元:★Twitter 山上真@makotomys、山上真オフィシャルサイト

■ 写真撮影日:2016年10月15日、2016年2月21日