2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 向かって左がソリスト:ヴァイオリンのヴァレリー・ソコロフ、同じく右が指揮:上岡敏之。

【上岡敏之】指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団『ドヴォルジャーク交響曲第7番』を聴いた 帰り際に聞こえてきた観客の声 2017年春

2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 すみだトリフォニーホール(東京・錦糸町)ホール出入口に掲載されたチラシ
2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 すみだトリフォニーホール(東京・錦糸町)ホール出入口に掲載されたチラシ

 

この記事の概要

ロビーコンサート:ヴァイオリン1名とヴィオラ1名による『モーツァルト』

13時30分頃から13時40分頃まで

すみだトリフォニーホールロビーにて

ヴァイオリン:崔文洙

ヴィオラ:井上典子

モーツァルト『ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調 K.423』より第1楽章

 

【東京スカイツリー】をJR・東京メトロ錦糸町駅(東京都墨田区)近く『アルカキット錦糸町』より臨む 2017年4月8日13時過ぎ
【東京スカイツリー】をJR・東京メトロ錦糸町駅(東京都墨田区)近く『アルカキット錦糸町』より臨む 2017年4月8日13時過ぎ

 

この日は、肉眼でも東京スカイツリーの3分の2ほど、見ることができなかったのです。

モーツァルト『ヴァイオリンとヴィオラのための二重奏曲ト長調 K.423』

私はモーツァルトにあまり関心がない。昔は耳にすると不快になったぐらいだ。年を取ったせいか、そこまでの感情は今はない。

この曲は初めて耳にした。CDも何もまったくの初耳。はじめはどうということはなかったが、演奏の後半になるに連れて、耳にしたことあるかのようなメロディが何度も繰り返されるうちに、心が動かされた。懐かしいというか何というか。

数日経っても、メロディが頭の中を駆け巡っている。この曲はまた聴いてみたい。

この公演後半のドヴォルザークの曲の中で、モーツァルト『ジュピター』を思わせる部分があったように覚えがあるがどうだろう。それは公演の直前にこのモーツァルトを演奏してくれたためでもあるのではないか。

なおこの曲は全曲が、2017年6月12日月曜日19時15分開演の『新日本フィルハーモニー交響楽団 室内楽シリーズXIII~楽団員プロデューサー編~』(すみだトリフォニーホール小ホール)にて演奏されるとのこと。

本記事参考サイト:モーツァルト「ヴァイオリンとヴィオラの為の二重奏曲 ト長調 K 423」第1楽章

  • サイト管理者:YouTube AtefHalimOnTube
  • サイトアドレス:2017年4月9日現在
    https://www.youtube.com/watch?v=mdWA7lAuWPw

本記事参考サイト:Mozart Sonata in G, K.423 for Violin and Viola

  • 備考:樫本大進、川本嘉子によるもの。
  • サイト管理者:YouTube yossy+
  • サイトアドレス:2017年4月9日現在
    https://www.youtube.com/watch?v=mn2QXlRDj1Q

演奏者はソロ・コンサートマスターと首席ヴィオラ

2名ともに体の動きがあって良い。ヴァイオリンが曲のメインだったためなのか、ヴァイオリンの方が動きが大きい。

昨年2016年10月のオール・ベートーヴェン・コンサートでも思ったことだが、彼のヴァイオリンの音は私の好みではない。しかし良し悪しで言えば『良い』のだ。重さがある。ヴィオラも良い。

ソロ・コンサートマスターは低くて良い声をしているのだが、小さくて聞き取りづらくもやもやしてしまう。いや演奏がそんなことを吹き飛ばしてしまう、『何を聴きに来ているのか、くだらない』と。

本サイト関連記事:【上岡敏之】指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団『ベートーヴェン交響曲第5番』を聴いた 燃える秋 2016年秋

 

2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 錦糸町駅北口方面からすみだトリフォニーホールへ通じる通路の、公演前の様子
2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 錦糸町駅北口方面からすみだトリフォニーホールへ通じる通路の、公演前の様子

 

近くで聴くのもいいけれど、2階がいいかもしれない

初めて2階のホール奥側で聴く。ヴァイオリンの顔を見ながら聴く(ヴィオラの背中を見る)。ここだと大階段の変な客を見ないで済むので気分が良い(大階段を聴衆スペースと移動スペースに意図的に分けているのにそれを無視して立ち止まって聴く客やカメラ、スマホをいじる客など)。

演奏者正面の場所は、1階でも2階でも人気が高い。

2、3階のホール出入口側で聞くと、演者の顔は見えない。

演奏中にどんどん人が増えていった。私の周りも。本公演を気分良く迎えるためには良いことだ。

演奏中のスマホなどによる写真撮影

過去数回のロビーコンサートを聴いていて不愉快になったことだが、この日も写真撮影者が何人かいた。他方で、ロビーコンサートの司会者その他係は写真撮影の禁止に言及しておらず、その張り紙なども行っていないことからすると、ロビーコンサートに限り写真撮影は可能であると理解することができる。真実は分からないが。

とすれば、私がばかみたいだ。

演奏中の写真撮影のための姿や光(フラッシュでなくても)は思いのほか煩わしいものだ。会場に来ているのに『生演奏を目を閉じて聴かなければならない』という制約を他の客から受けるいわれはない。さて、どうしたものか。

客の波が引いても司会者は良い声で感謝、宣伝し話し続ける

演奏が終われば、客はすぐにはける。これも過去のロビーコンサートに同じ。それでも司会者はしゃべり続ける。これが良い。

「上岡敏之の『カルミナ・ブラーナ』の先行販売」「監督上岡敏之、朝比奈先生のCDなども販売しています」と司会者。

公の場で『先生』と言うのは、特にクラシック初心者にはどのように聞こえるのだろう。爺婆には極めて良い響きかもしれないし、新日本フィルや元奏者としては思い入れ深い指揮者であるのだろうが、私はほとんど彼に縁がない。公演に足を運んで生の演奏を聴くのが良いので、CD購入もご無沙汰だ。

事故防止、安全管理のために客に何度もお願いをしていたため「2階、3階のお客様もご協力ありがとうございました」と感謝の言葉。いつものことであるが結構なこと。細心の注意を払うことにやり過ぎはない。

ロビーコンサート始める前に、係が2階、3階の客に直接『お願い』をしていた。おざなりにではなくて。私はロビーコンサートは演奏者の近くで聴いてばかりいたので、このようなことをしているのを初めて知った。これも結構なことだ。それらの関係者ご尽力に感謝します。

 

この公演は客に恵まれた。嬉しいことこの上ない。

2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 錦糸町駅北口方面からすみだトリフォニーホールへ通じる通路の、公演前の様子02
2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 錦糸町駅北口方面からすみだトリフォニーホールへ通じる通路の、公演前の様子02

 

気持ちの悪い声でブラボーを言うな

客の入り5,6割か。後半は人が増えたような気がする。公演前半終わりにクロークで荷物を受け取った人が何人もいたけれど。

咳あり、物落としの音ありの公演だったが、今日は許容範囲。

公演後半の演奏が終わった途端に、小声で低い声で『ブラボー』一発。今日の最も不快で不必要な瞬間だった。演奏が、雰囲気が良かったから我慢できたが。

ブラボーと言った奴だけが良い気持ち、良い気分。一人だけいい旅・夢気分。そんなのが許されるわけがない。公演前半の演奏の際はそんなことなく、間を置いてからブラボーが飛んでいたのに。

オーケストラや指揮者、曲目、また場所や料金は好き嫌いで選べるけれど、客は選べない。親を選べない子みたいなものか、教師を選べない生徒みたいなものか、そんなわけがない。

私の席のまわりは、ヴィットのときと同じ人たちで不安になったけれど

始めは気付かなかったけど、正直不安になって嫌な気持ちになった。

同じ列の6席中、5席が同じ人。すなわち私以外は同じ人であり、恐らく会員だ。単券は私のみと思われる。

しかし、今日は周りの人は何ら問題なく、有難かった。

私の片方の人は、飴あり、ドリンクあり、公演前の咳ありで参ったが、公演中は呼吸の音ぐらいで問題なし。助かりました。有難う。結構拍手をしていた。

私のもう片方の人は、公演前にビニール袋の音ありでそれを自分のお尻と席に挟んで置いていたので参ったが、これも公演中はまったく音なし。公演中は目をつむる。この前もそうだった。拍手大きく。有難う。

もう少し先の夫婦は前のめりも、椅子キコキコもなし、冊子の音もなし。手を上に上げて派手な拍手。ソリストはそちらを向いて笑顔を見せていた。いいなあ。

2月の際は何だったのだろうと思うほどに、この公演は周りの客に恵まれた。嬉しいことこの上ない。有難う。

やはり演奏会はオーケストラに指揮者、曲のみならず、客だ、客だ、客だ。そうでなければ機械で、イヤホンで聞いていればいい。

本サイト関連記事:アントニ・ヴィット】指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団『シマノフスキ交響曲第2番』を聴いた ヴィット痛快、妖怪退治 2017年冬

 

前面に出てきた、すみだ銘菓の販売

2017年2月のアントニ・ヴィットの公演の際に、ロビーで行われていたすみだ銘菓販売で買い求めた草餅『志満ん草餅』は消費期限がその日限りながら、美味しかった。良い色、良い味、良い香り。嬉しいひと時だった。

2017年3月は新日本フィルの公演に来ていないので分からないが、この公演ではCDやチケット販売の場所よりも前に、ホール出入口側に来ていた。結構なことだ。小さいながら看板も立てていた。

入場時(ロビーコンサート開始前)から公演終わりまで販売していた。完売御礼とはいかなかった様子。特にせんべい。今回は荷物が多くてパスしてしまった。今度だ。

本サイト関連記事:和菓子【志満ん草餅】を食べた その日限りの美味しさはヨモギの香り鮮やかさが後に残る(株式会社鈴木製菓:東京都墨田区)2017年春

 

ブラームス『ヴァイオリン協奏曲 ニ長調 op.77』

14時過ぎから14時58分頃まで(アンコールを含む)

ヴァイオリン:ヴァレリー・ソコロフ Valeriy Sokolov

アンコール イザイ『ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」』

 

2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 向かって左がソリスト:ヴァイオリンのヴァレリー・ソコロフ、同じく右が指揮:上岡敏之。
2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 向かって左がソリスト:ヴァイオリンのヴァレリー・ソコロフ、同じく右が指揮:上岡敏之。

 

ソリスト:ヴァイオリン ヴァレリー・ソコロフ

ソリストの衣装は灰色のシャツに黒色のズボンとそっけない。短髪でメガネを掛けていた。公演前には指揮者から「少し太りましたね」と言われてしまった。確かに広報の写真と比べると変わり過ぎだ。

ソリストはあまり動かない。『頑張ってます!』アピールがなく、その方が聴き手としては感じが良い。聴くことが主なのだから。

はじめは線の細い音だと思ったが、そんなことはなかった。抜かりなく安定し大きな音も小さな音もしっかりと聴こえた。良い。派手な音ではないが美しい。第一楽章のソリストソロの部分で泣けてしまった。

演奏が終わったら、指揮者とソリストが長く抱擁していた。

観客のみならず、オーケストラに向けても、何度も彼は笑顔で礼をしていた。またアンコールは少し長く感じたが、良かった。前日の公演と違うものだそう(クライスラー『レチタティーヴォとスケルツォ・カプリス』)。一流の演奏家はそういうものなのかもしれない。2017年2月のアントニ・ヴィットの公演の、ピアノ:ヤブウォンスキも礼にアンコールに、彼と同じであった。

曲そのものに思い入れがない分、ソリストの方に気が向いたのか

演奏開始の際の指揮者とコンサートマスターとの握手はなし。これは公演後半も同じ。

第一楽章が終わった直後、1,2名の拍手が聞こえた。すぐに止んだが仕方がない。あの長い時間と曲、今日の演奏の雰囲気からすれば。チャイコフスキー『交響曲第6番』の第三楽章が終わった直後に拍手が起きることとは違う話だ。なぜこの部分で拍手が起きるのかが分からない。万が一に「客にそういう錯覚を起こさせるぐらいの演奏をしたい」と考える指揮者がいるのであれば、そんな指揮者は消えてなくなって欲しい。

第一楽章の後半から特に第2楽章は飽きてしまって、眠くなった。今日は周りの人の支障はほとんどなく、安心したからというよりも曲に対する飽きだ。演奏の善し悪しというよりも、特に思い入れのある曲ではないことが要因と思われる。第三楽章が始まり、私の背筋が伸びた。

演奏終了後、オーボエの古部賢一のみが立たされた。

ヴァレリー・ソコロフの音を聴く機会は、またあるだろうか。

 

ドヴォルジャーク『交響曲第7番 ニ短調 op.70 B.141』

15時20分頃から16時8分頃まで(アンコールを含む)

アンコール1:ドヴォルジャーク『スラブ舞曲72-2』

アンコール2:ドヴォルジャーク『スラブ舞曲72-1』

 

2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子
2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子

 

合わないことは良いことなのか

各楽章の一部の出だしが合わないように聴こえた。指揮者の意図なのか、『合わない』ことをそのまま悪く受け取ればよいのか。この公演で言えば金管、特にホルンが弱いように聴こえた。

耳のみならず目で、雰囲気で演奏会を楽しみたいのだ

公演前半で鳴りを潜めていた『上岡節』が少なくとも指揮の姿に、曲冒頭から現れた。初めから終わりまで飽きることなく聴くことができた。

公演前半ではほとんど見られなかった笑顔も、演奏中に見ることができた。特に第三楽章で。笑顔で上岡敏之は踊っていた。踊っていたのだ。身体は音を表す。私も笑顔だ。

指揮棒を台に当てること数回。『バチン』と。

結構な頻度でヴィオラの方を向いて指揮をしていた。そういう曲なのかどうかも、素人には分からない。

楽章間の時間を長めに取っていた。徐々に静かになり緊張感が高まるこの間が良い。

泣かないで終わった。それでも快い。

泣けばいいというものではない。数日経っても、曲の終わりが頭の中を駆け巡っているのはなぜなのか。

ドヴォルジャークの交響曲第8番も第9番も公演で、生の演奏を聴く気が起きない。

2016年3月に聴いたドヴォルジャーク『レクイエム』(管弦楽:東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団、指揮:高関健)は隣の客がとんだ馬鹿野郎の邪魔者で、公演中ずっと私は怒っていた。フライングブラボーもあったのではなかったか。最も酷い演奏会だった。演奏ではない、客(とも言いたくないが)を含む演奏会がだ。

次回聴く時のドヴォルジャークは『ピアノ協奏曲』が良い。2017年2月に群響定期公演(ピアノ:清水和音、指揮:下野竜也)で演奏されたそうだが、在京オケで近年聴く機会はあるのだろうか。ひと頃はピアノがスヴァトスラフ・リヒテル、指揮がカルロス・クライバーのCDをよく聴いた。

ドヴォルジャークは当面、私には縁がないのかもしれない。

この公演に、万歳三唱。

指揮者は順番に、奏者全員を立たせていたが、その最中に彼は女性第二ヴァイオリン奏者と話していた。名前を聴いていたのだろうか、何なんだろうか。両者ともに笑っていた。

奏者全員を立たせることは、客からの拍手を味合わせるためだけでなく、拍手の程度を各セクション、各奏者に味合わせて緊張感を持たせるためではないか、とこの公演で思った次第。明らかに拍手の程度が弱いセクションがあった。

本記事参考サイト:ドヴォルザーク交響曲第7番 スクロバチェフスキ/ 北ドイツ ’75

  • サイト管理者:YouTube tarogogo
  • サイトアドレス:2017年4月12日現在  https://youtu.be/UcZPbUKDxbg

 

2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子「今日は素晴らしかった」
2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子「今日は素晴らしかった」

 

アンコールはおまけではなく、公演そのものであるとすれば

アンコール一曲目はベタな選曲で、聴いた途端に笑ってしまった。初めて実演を聴いたが、美しく良いものだ。この曲一曲で、ラファエル・クーベリックの指揮による『スラブ舞曲集』のCDを買い求めたことを思い出した。

アンコールに2曲目があるとは思わず、本当にびっくりした。しかも勢いのある曲でこれも良い。合っていなくてアレレっと思った部分があったけれど、全奏者参加のイケイケドンドン、ダンスダンスダンスで疲れそうな曲だ。

事前にTwitterを見ないでよかった。こういうサプライズ中のサプライズはその場で経験してこそ、サプライズだ。当日券を買う人であればアンコールの有無、その曲は客引きの意味合いがあろうが、私は事前にチケットを買っておいたからなおのこと見ないで正解。

アンコールが定番化すると、新日本フィルの奏者も大変だろう。厳しいものだろう。上岡敏之指揮の公演はアンコール演奏が例外なく行われているのではないか。2017年3月11日、12日のマーラー『交響曲第6番』の特別演奏会も、アンコールとしてマーラー『交響曲第5番 第4楽章』が演奏されたという。

公演の最後の最後に、上岡敏之はソロで拍手を受けていた。客席からはそれはそれは大きな拍手、他方でオーケストラの反応はバラバラだ。足をドンドン鳴らす奏者もいれば、無反応に見える奏者もいる。これまでとあまり変わらず演奏後の舞台上ではオーケストラが彼に対して冷たい印象があるが、『音楽監督の地位にあるのだから、身内なのだから、オーケストラからの賞賛、絶賛は気持ちが悪いではないか』と思えたことは、私にとって良かったことなのかもしれない。

そう言えば、この公演は終了後のソリスト、指揮者のサイン会はなかったのか。帰り際、大階段に行列は見られなかった。ソリストがケフェレックの時も、崔文洙の時もあったと記憶している。来月2017年5月の東京オペラシティ公演はどうだろう。

「今日は素晴らしかった」

ドヴォルジャーク『交響曲第7番』が終わったら、指揮者とコンサートマスターは長く抱擁していた。納得。

公演が終わって、ホール出入口でどこぞのご婦人が連れに大きな声で言った。「今日は素晴らしかった」と。

大きな拍手、フライングブラボーだけが演奏会の雰囲気を味合わせるものではない。このような生の、客の声を耳にすることもまた演奏会だ。私はご婦人のその言葉に大きく頷き、笑顔ですみだトリフォニーホールを後にした。

 

2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子
2017年4月8日 新日本フィルハーモニー交響楽団公演 公演後のホール出入口の様子

 

音楽会『新日本フィルハーモニー交響楽団 第572回トパーズ<トリフォニー・シリーズ>』の概要

  • 音楽会『新日本フィルハーモニー交響楽団 第572回トパーズ<トリフォニー・シリーズ>』の概要
  • 日時:2017年4月8日 土曜日 14時-16時8分頃
  • 場所:すみだトリフォニーホール 東京・錦糸町
  • 演目1:ブラームス『ヴァイオリン協奏曲』
  • アンコール ヴァレリー・ソコロフ:イザイ『ヴァイオリン・ソナタ第3番「バラード」』
  • 演目2:ドヴォルジャーク『交響曲第7番』
  • アンコール1 ドヴォルジャーク『スラブ舞曲72-2』
  • アンコール2 ドヴォルジャーク『スラブ舞曲72-1』
  • ヴァイオリン:ヴァレリー・ソコロフ
  • コンサートマスター:崔文洙
  • 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
  • 指揮:上岡敏之
  • 備考:同じプログラムで、前日の2017年4月7日金曜日19時より公演がありました。

本記事参考サイト:#572 トパーズ【新日本フィルハーモニー交響楽団 New Japan Philharmonic】

  • 備考:ソリストにヴァイオリンのヴァレリー・ソコロフを迎え、音楽監督である上岡敏之が指揮した演奏会の情報です。
  • サイト管理者:公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団
  • サイトアドレス:2017年4月12日現在
    https://www.njp.or.jp/archives/924
新日本フィルハーモニー交響楽団第572回トパーズ<トリフォニー・シリーズ>パンプレット:2017年4月8日上岡敏之指揮『ブラームス ヴァイオリン協奏曲』『ドヴォルジャーク 交響曲第7番』
新日本フィルハーモニー交響楽団第572回トパーズ<トリフォニー・シリーズ>パンプレット:2017年4月8日上岡敏之指揮『ブラームス ヴァイオリン協奏曲』『ドヴォルジャーク 交響曲第7番』

 

以上

  • 記事名:【上岡敏之】指揮・新日本フィルハーモニー交響楽団『ドヴォルジャーク交響曲第7番』を聴いた 帰り際に聞こえてきた観客の声 2017年春
  • 記事更新日:2017年4月9日、2017年4月10日、2017年4月11日、2017年4月12日
  • 記事出典元:山上真オフィシャルサイト

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