谷原章介のドラマ『顔』(平成21年12月29日)を見た 原田夏希の愛らしさ、かわいらしさ 2009年年末

2009年年末の朝から夜まで

新聞のテレビ欄を見て、これはおもしろそうだ、と思った番組があった。

年末年始は、バラエティといわれる訳のわからないものや再放送で埋め尽くされる感がある。そのなかで新作番組で興味関心のわくものがあるというのは少しなりとも嬉しいものだ。

日中

事務所は年末年始のため閉所しているとはいえ、個人開業ゆえに頼みにする人はおらず、やるべきことは次から次へとある。まだ時間があるとはいえ早めにやっておきたいこともある。

大きな疑問不安をもって取り組んだことでもあって、思っていたよりも手間暇時間がかかった。しかし、それなりの充実感と安心感を得られたのはありがたい。

今日も美味しい食事をごちそうになった。ハンバーグと野菜の付け合せ、まぐろの刺身、里芋を主とした野菜のみそ汁。ごちそうさまでした。

あとは片付けをして、歯をみがいて。まだ8時半にもなっていないからゆっくりとやりたいこともできる。

 

忘れていたテレビドラマを思い出した。見よう。

習慣のようになっているが、今日のテレビ番組を念のため見てみる。忘れていた、おもしろそうな番組があった。忘れていたのだから縁がなかったのだろう。見ない。

いや、待てよ。

テレビドラマで見たいと思うことも普段はないのだから、見ればいい。2時間3時間もやるわけではないし。それに好きな女優も出ているのだから。

放送まであと3、40分か。

片付けは後回しにして先にブログを更新してしまおう。後だと億劫になってしまう。音楽を聞きながらにしよう。3、40分だから、えーと、うーん、そうだ、クーベリックのベートーベン、たまにしか聞かないからいい機会だ。『運命』にしよう。

ベートーベンの『運命』が終わり、それを待っていたかのようにテレビドラマが始まる。

ベートーベン『交響曲第5番<運命>』

  • 1973年11月  グラモフォン(全集)
  • 管弦楽:ボストン交響楽団
  • 指揮:ラファエル=クーベリック
  • 備考:耳に馴染みのない不思議な『運命』。再び聴いたとき、その印象は変わるのか。

 

松本清張原作のドラマ『顔』

谷原章介 /井野良吉 役

谷原章介は何をやっても谷原章介だ、と思っていたが、そんなことはない。昭和30年代の雰囲気にも思いのほか合っていた。

兵隊の首を締めて息の根を止めるときや、原田夏希演じる元恋人の首を締めて息の根を止めるときの発狂は、発狂がもつインパクトや力の大きさを差し引いても、そのときの心情が伝わってくる素晴らしいものだった。

高橋和也 /石岡貞三郎 役

男闘呼組のメンバーだったということだけで毛嫌いしていた時期もあったが、俳優としての実力を着実に積み重ねていることを思わせるものだった。

以前のギラギラとした雰囲気だけではない、腰の座ったいいものが伝わってきた。

大地康雄 /田村刑事 役

その風体だけで刑事を感じさせる、落ち着きと鋭さがあるが、怒鳴り声をあげないのがよかった。淡淡とそれでいて事件解決への情熱が感じられるものだった。

最後の谷原章介とのやりとりはよかった。

原田夏希 /山田ミヤ子・葉山瞳 役

ますますきれいになったようでファンにとっては嬉しい限り。

固い演技も見受けられたが、恋人役の谷原章介とのベッドシーンなど見た目でも体を張り惚れ抜いた男の子供を妊娠しながらもその夢のために捨てられてしまう、それでも惚れていたいと切なる思いをもった女を演じ切る。

この作品が彼女のターニングポイントになってほしい。

彼女のもつかわいらしさや品の良さ、華を感じ取ることのできる輝いたものだった。

追記 2016年6月3日

原田夏希が同い年の医師と結婚した件、昨日6月2日、Yahoo!ニュースで知りました。

31歳という年齢などを踏まえれば結構なことですが、最近はあまり消息を耳目にしていなかったことや、デイリースポーツの『原田夏希 同じ年の医師と結婚「誠実なこの人となら…」』の記事で使用された、彼女の写真の雰囲気がドラマ『顔』の頃の雰囲気とあまりに違い、残念に思いました。一丁上がりと思わせてしまうからです。

 

ドラマ『顔』を作り上げた脚本の妙と原田夏希の愛らしさ、かわいらしさ

己の夢を実現せんがためその存在を疎んだ山田ミヤ子を殺したにもかかわらず、それでもその面影をもつ別人の女優に心ひかれて劇団に入団し俳優として活動していく井野良吉。

  • なぜ原田夏希演じる女優:葉山瞳を自分のものにしたかったのか
  • なぜ原田夏希が山田ミヤ子と葉山瞳の二役を演じているのか

最後の最後になってその謎が解ける脚本の妙が、山田ミヤ子の愛らしさかわいらしさとあいまって、この作品に充実感といとおしさをおぼえさせる。

「それがうちとあんたの運命なんよ」

終盤の22時過ぎに、その言葉を山田ミヤ子演じる原田夏希から聞いたとき、この作品を見始める直前までベートーベンの『運命』を聞いていた私は、この作品を見ることが私にとっては縁のある運命であったと感じたのだった。

やってだめならそれでよし。

何もしなけりゃ運命も切り開けない。

やりたいと思ったのであれば、やりたいことをやれ。

 

谷原章介が出演したドラマ『顔』の概要

  • ドラマ『松本清張ドラマスペシャル 顔』
  • 放送日:2009年12月29日 21時-22時15分
  • 原作:松本清張
  • 脚本:中園健司
  • 音楽:佐橋俊彦
  • 演出:伊勢田雅也
  • 出演:谷原章介、高橋和也、大地康雄、原田夏希 ほか

本記事参考サイト:【NHKオンライン】NHKドラマ 松本清張ドラマスペシャル『顔』

  • サイト管理者:NHK
  • サイトアドレス:2016年6月3日現在
    http://www6.nhk.or.jp/drama/pastprog/detail.html?i=kao

 

  • 記事名:谷原章介のドラマ『顔』(平成21年12月29日)を見た 原田夏希の愛らしさ、かわいらしさ 2009年年末
  • 記事更新日:2009年12月30日、その他、2016年1月23日、2016年6月3日
  • 記事出典元:山上真の本当に笑顔にできるんですか!!

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