【上野樹里】の映画『のだめカンタービレ最終楽章』(2010年4月22日)を見た 2010年春

この『のだめ』で気になった作曲家、チャイコフスキー

『のだめ』はクラシック音楽に関するドラマであるから、クラシック音楽を今回もふんだんに聞くことができた。そのなかでも今回、特に気になった作曲家はチャイコフスキーだ。

私は好みとしない作曲家であるが、類まれなる『メロディメーカー』といわれるだけあってそのメロディは直ぐさま人の心を鷲掴みにして、いつの間にやら人にメロディの口ずさみを強制する。

『メロディメーカー』としてすぐさま思い浮かぶのは

  • チャイコフスキーのほかには
  • 『新世界より』のドヴォルザークや
  • 『カルメン』や『アルルの女』のビゼーであろうか。

チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』

スペシャルで千秋真一がコンクールで指揮した(回想されていた)。しばらくは頭のなかをグルングルンといつまでもまわっていた。

私が聞いたことのあるCDとして

  • CDつきマガジン『クラシック・イン』付録のCD
  • チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』
  • ヴァイオリン:諏訪内晶子
  • チャイコフスキー『ピアノ協奏曲第1番』
  • ピアノ:ボリス・ベレゾフスキー
  • 演奏日時:1990年7月7日
  • 演奏場所:モスクワ音楽院大ホール ライブ
  • オーケストラ:モスクワ・フィルハーモニー管弦楽団
  • 指揮:ドミトリ・キタエンコ
  • 備考:『ヴァイオリン』の第1楽章が終わると、すぐに拍手が巻き起こる

チャイコフスキー『交響曲第6番 悲愴』

この『のだめ』の最後で暗く沈んで終わる象徴であった。思わず大きな声で歌いたくなってしまう第1楽章のメロディの素晴らしさ。

私が聞いたことのあるCDとして

  • チャイコフスキー『交響曲第6番 悲愴』
  • 演奏日時:1968年2月
  • 演奏場所:プラハ ルドルフィヌム
  • レーベル:スプラフォン
  • 販売価格 :1,260円
  • オーケストラ :チェコ・フィルハーモニー管弦楽団
  • 指揮:ロブロ・フォン・マタチッチ
  • 備考:白地に金色の『Pathetique』のジャケットが格好良い。

チャイコフスキー『祝典序曲 1812年』

そしてマルレ・オケ、シーズン開幕の第1曲として華々しく披露された曲。こんなに心揺さぶられる曲だったかな。映画の力のなんと大きなことよ。

私はこの曲のCDを一枚も持っていない。

追記 2016年6月28日

ドラティとミネアポリス交響楽団の演奏が安心して聴ける覚えがあります。

テンポが極めて遅く個性的な演奏としては、テミルカーノフとレニングラード・フィルが『チャイコフスキー生誕150周年記念式典』で行った演奏。初めて聴いた時は違和感が大きく勝りましたが、今聴くとどうでしょう。

興味深いところでは、秋山和慶と洗足学園音楽大学レパートリーオーケストラの演奏。久しぶりにたった今聴いて、流れてきた涙は何なのでしょう。同じく洗足学園音楽大学の打楽器オーケストラと森茂のものも良い。まさしく音は楽しい。

本記事参考サイト:P.I.チャイコフスキー/祝典序曲「1812年」

  • 備考:2009年7月13日 レパートリーオーケストラ演奏会 洗足学園音楽大学 前田ホール 指揮:秋山和慶 演奏:レパートリーオーケストラ
  • サイト管理者:YouTube senzokugakuen
  • サイトアドレス:2016年6月28日現在
    https://youtu.be/Q3LwgfKjHuM

 

こんな活かし方もあったのか  驚きの『第九』

クラシック音楽界最高峰 ベートーヴェン『交響曲第9番 合唱』

クラシック音楽界において『第九』は最高峰にあると言っても言い過ぎではない。ここにいう『第九』はベートーヴェン『交響曲第9番 合唱』のことである。

日本において、年末を過ごし、年始を迎えるにふさわしい曲となった『第九』は第4楽章の一部分、歓喜の歌は、誰にとってもお馴染みのものであろう。しかし、全体を通して聞いてみると特に第1楽章は近寄りがたい、親近感湧き難い雰囲気をもっている。それは品格、風格といってもよい。

のだめ喜び大爆発の場面で『第九』の歓喜の歌

この『のだめ』では、『第九』の第4楽章が使われている。突然のアクシデントとはいえ
のだめ(役・上野樹里)は千秋真一(役・玉木宏)と初めての共演をする機会を得た。しかも本人からのオファーによって

その大きな喜びの爆発を表した場面で『第九』は使われたのであった。

のだめがフェアリーに連れていかれたのは『変態の森』。そこで大勢の『仲間』におめでとうと声を掛けられる。複数の動物や『プリごろ太』のキャラクターが歌い、踊り、祝福をし、のだめは千秋真一のもとへと駆けつける。

結局はマルレ・オケに挨拶に来ていたソン・ルイ(役・山田優)に、代役を務められてしまったというオチをつけて。

のだめが変態の森で祝福を受けている間、ずっと『第九』の第4楽章が流れていた。

  • 「なぜここで、第九を使うのか。おかしい、絶対!」
  • 「雰囲気ぶち壊すだろう、第九の!」

と始めのうちは強く思っていたが、聞いているうちに楽しくなってしまった。のだめの天にも登る至上の喜び、心もちに『第九』の歓喜の歌が重なり、見事に一体のものとして昇華したのだった。

日頃より「既成概念打ち破れ」「思い込みは成長発展の敵だ」などとよく言われ聞くところ。
私はまさに、その思い込み、既成概念に取り込まれ呑まれてしまっていた。

素晴らしいものはやはり素晴らしい。

そして接すること、発見すること、感じることの素晴らしさもあらためて『のだめ』に教わったのである。

私が聞いたことのあるベートーヴェン『交響曲第9番 合唱』のCDとして

  • ベートーヴェン『交響曲第9番 合唱』
  • 演奏日時:1898年2月、1990年2月
  • 演奏場所:ベルリン
  • レーベル:グラモフォン
  • 発売価格:1,200円
  • 歌唱陣:省略
  • オーケストラ:ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
  • 指揮:カルロ・マリア・ジュリーニ
  • 備考:2,3回聞いてもピンとこなかったが、何度も聞くうちにそのたび好きになっていった演奏。ゆったりとした流れのなかに次第に呑み込まれていく。共に歓喜の歌を歌うのだといっているかのように。

 

映画『のだめカンタービレ 最終楽章前編特別版』の概要

  • 映画『のだめカンタービレ 最終楽章前編特別版』
  • 放送日時:平成22年4月17日土曜日
  • 放送時間:午後9時から11時10分まで
  • 放送局:フジテレビ系列
  • 出演:上野樹里、玉木宏、ウエンツ瑛士、ベッキー、福士誠治、山田優
  • 出演:なだぎ武、山口紗弥加、吉瀬美智子、谷原章介、竹中直人 ほか

 

  • 記事名:【上野樹里】の映画『のだめカンタービレ最終楽章』(2010年4月22日)を見た 2010年春
  • 記事更新日:2010年4月29日、その他、2016年2月7日、2016年2月29日、2016年6月28日
  • 記事出典元:山上真の噂のスマイリングアワー

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