駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)

名所【駒橋発電所落合水路橋】2016年春(山梨県都留市)

2016年5月中旬

山梨県某所での出張を終えて足を運んだのが、駒橋発電所落合水路橋(こまはしはつでんしょ おちあいすいろきょう)です。

この日の出張は、朝は高速バスが予定時刻より15分遅れ。また出張先の一つでは予想を大幅に超える3時間を費やしました。

先方が手を尽くしてくれているのが伝わってきましたので有り難いことでしたが、幾つかの予定を潰しました。昼食もなし。しかも暑い。喉が渇きました。

ですから行くのを止めようかとも思いましたが、せっかく予定を組みましたし、次があるのか分かりませんので、駒橋発電所落合水路橋へと足を運びました。

最寄り駅の『禾生駅』はなんと読む?

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)最寄り駅の富士急行禾生駅
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)最寄り駅の富士急行禾生駅

駒橋発電所落合水路橋の最寄り駅は、富士急行大月線の禾生駅です。

この駅の読み方が分かりませんでした。慣れませんでした。

『禾』は穀物一般、特に粟や稲を意味するそうです。この字は、元々粟の穂が垂れた様子から作られたそうです。

■ 旭であれば、化成です

■ 大学であれば、家政です。

■ Mars、マーズであれば、火星です。

■ 富士急行の駅名であれば、禾生です。

そうです。禾生は『かせい』と読みます。

リニア実験線を目印にして徒歩にて10分

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)富士急行禾生駅から大月駅方面を臨む

禾生駅の駅舎から見える風景。

緑の山々がまず目に入ってきます。そして縦に伸びた電柱などに混じって、横切るように白っぽいグレー色のパイプが見えます。

これは、リニアモーターカーの『リニア実験線』です。リニアモーターカーの実験用の線路のことです。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)富士急行禾生駅からリニア実験線を臨む
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)富士急行禾生駅からリニア実験線を臨む

富士急行大月線と国道139号線(この当たりの通称は『富士みち』)の上を横切る形で、リニア実験線が設置されています。その見学施設である『山梨県立リニア見学センター』は禾生駅からですと、徒歩20分ほどのところにあります。

  1. 禾生駅駅舎を出て左に歩きまして
  2. 一つ目の十字路(左側に小学校があります)を左に曲がります。
  3. あとは一直線に歩いていきます。所要時間は徒歩にて10分前後。

目印は白っぽいグレー色の『リニア実験線』です。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)国道139号線からリニア実験線を臨む
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)国道139号線からリニア実験線を臨む

禾生駅近くの十字路から駒橋発電所落合水路橋までの途中には、道の右側に、ローソンがありますので水分補給、腹ごしらえはこちらでするとよいでしょう。

また道の左側には、郵便局や都留信用組合もありますので『おあし』の都合もつけられそう。

駒橋発電所落合水路橋

登録有形文化財指定建造物

目の前にリニア実験線が大きく現れたところで右側を見ますと、植物の緑色、川の流れとともに目に入ってきました。

これが駒橋発電所落合水路橋です。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)国道139号線から臨む
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)国道139号線から臨む

駒橋発電所落合水路橋はこの日の出張の直前にその存在を知りました。せっかく見知らぬ土地に足を運ぶのですから、どこか良いところはないかな、と調べた結果です。

出張先の人にこの件を話しましたが、この橋の存在を知らないと言っていました。「マニアには知られたところみたいですよ」と話しましたら笑っていましたので、地元山梨県の人にとってはそういうことなのでしょう。

しかしながら、この駒橋発電所落合水路橋は、1997年に国の登録有形文化財に指定されています。建造年は1907年といいますから今から100年以上も前のことです。

東京電灯(現東京電力)駒橋発電所関連の施設として建設された水路橋で,朝日川を越える地点に作られた。河床を3連アーチで越え,東側に小さな4つのアーチを設ける。簡素な外観であるが,ひときわ目に付く現在では珍しい大規模な煉瓦構造物である。

【文化庁】文化遺産オンライン

赤いレンガ造りの橋 鮮やかに映えて建つ

レンガ造りが私にとっての大きなポイントでした。目にして良いものでした。

国道139号線の右側に細い道がありますから、それを通って駒橋発電所落合水路橋へ近づいていきます。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)国道139号線から臨む 拡大版
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)国道139号線から臨む 拡大版
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)細い道に入って近づいてみる
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)細い道に入って近づいてみる

駒橋発電所落合水路橋は赤いレンガでできています。

自然なことですが、橋に近づいてみますとそのことがよく分かります。建てられてから100年以上が経ちますので、黒やら白やらの汚れが目立ちます。

それでも直ぐにその存在は分かりました。赤いレンガが自然の中で映えるのです。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)赤い煉瓦でできている
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)赤い煉瓦でできている
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)橋の脚と脚の間は一つだけ細い道になっている通行できる
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)橋の脚と脚の間は一つだけ細い道になっている通行できる

橋の周辺は生活地域であり、また川に落ちないように注意する

進んできた細い道は駒橋発電所落合水路橋の下を通っていますので、私も橋の下を通りました。

そこを抜けると、大きな物置がありました。道は真っ直ぐと左に続いていますが、橋を間近に見ることができるのは真っ直ぐの道の側です。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)この細い道は生活用道路である
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)この細い道は生活用道路である
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)だからこのトンネルを抜けてもそこは雪国ではない
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)だからこのトンネルを抜けてもそこは雪国ではない

真っ直ぐ進んでいきますと、川の縁に出ます。

そこに至るまでは緑色の柵がありますが、川に近づくに連れてその柵はなくなってしまいます。

下手をしたら川の中に落ちてしまいますので注意が必要です。お子さん連れはなおのこと注意が必要です。

また、この辺りはいわゆる、何もないところですが、家が数件建っていますし畑もありますのでその点も留意しなければなりません。

そうした理由もあって、1時間ほど滞在する予定でしたが30分も経たずに引き上げました。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)橋の脚と脚の間の細い道を抜けて
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)橋の脚と脚の間の細い道を抜けて
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)落合水路橋の数々のアーチを目の前にして
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)落合水路橋の数々のアーチを目の前にして

晴天に恵まれたこの日の出張。その分、暑くて喉が乾いて仕方がありませんでしたが、目に良い景色。本当に恵まれました。

頭上に青天、周りに深緑、そして赤いレンガ造りの橋。映えますね。

初めてお邪魔したことを差し引いても、良かった素晴らしかったこのひと時であります。

駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)

名所『駒橋発電所落合水路橋』の概要

  • 駒橋発電所落合水路橋(こまはしはつでんしょ おちあいすいろきょう)
  • 住所:山梨県都留市古川渡字落合
  • 地図:【Googleマップ】https://goo.gl/maps/fwuWEcKX5eR2
  • 最寄り駅:富士急行大月線 禾生駅
  • 禾生駅から徒歩10分。
  • 備考:駒橋発電所落合水路橋は1997年に国の登録有形文化財に指定されています。
  • 備考:住所について、地名は都留市井倉(いぐら)に変更されたのでしょうか。
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)紹介案内板
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)紹介案内板

本記事参考サイト:駒橋発電所落合水路橋 文化遺産オンライン

  • 備考:本物件の解説、写真を見ることができます。写真は雪の時期のものです。こちらのサイトでは『こまばし』となっているのですが、本当は濁るのでしょうか濁らないのでしょうか。
  • サイト運営管理者:文化庁
  • サイトアドレス:2019年9月18日現在
  • http://bunka.nii.ac.jp/heritages/detail/146895/1
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)
駒橋発電所落合水路橋(山梨県都留市)

本記事の名称、更新日、出典元、写真撮影日

■ 記事名称:名所【駒橋発電所落合水路橋】2016年春(山梨県都留市)

(旧:名所【駒橋発電所落合水路橋】に行った 赤レンガは緑と青の自然に映える(山梨県都留市)2016年春)

■ 記事更新日:2016年5月29日、2016年6月29日、2017年3月21日、2017年4月30日、2019年9月18日

■ 記事出典元:山上真オフィシャルサイト

■ 写真撮影日:2016年5月中旬