リッカルド・シャイー指揮『マーラー 交響曲第1番』を聴いた 心躍らされる指揮ぶり 2009年冬

思わせぶりな『のだめカンタービレ』特番

午後10時始まりの2時間ドラマもいいものだ

昨日は『のだめカンタービレ』が午後10時から放送されるというので ~気の重いことがありながらもそれを片付けてしまえば『ごほうび』が待っていると ~朝から楽しみにしてその時を迎えました。

2時間ドラマが午後10時から始まるというのは珍しいように思いますが、いいものです。

午後9時から始まりますとまず始めから見ることはできません。食事をごちそうになって、洗い物をし、歯磨きをして、となりますと午後9時を過ぎてしまい落ち着けない

ブログの更新もその日のうちに更新したいので早くにしなければ、とテレビどころではないのが最近の生活リズムでして、午前様に終わるのは悩みどころですが、10時からの2時間ドラマというのもゆっくりと始めから見ることができていいものです。

看板倒れの『ドラマレジェンド』

騒がしく始まって、いつものメンバー、いつもの光景だな、と思っていたら、番組の中身そのものもいつもの感じだ、あれっ、見たことあるぞ。『おいおい再放送とほとんど変わりがないじゃないか』と始めの10分15分でしらけてしまったんです。

新聞テレビ欄をよく見てみると『ドラマレジェンド』と書いてありますし ~ドラマレジェンドの意味するところが分からない人もいるでしょう。その人にとっては本放送だと思って見始めても仕方がない~ 昼間にやっていた再放送でもそのようなお知らせはしていたのかもしれませんが、拍子抜けしました。

視聴者への適切な案内とはいえず、視聴者はお客様であるという意識を重視していないようにも思えてくる。そうなると作り手の都合による単なる『映画広報』に終わってしまいかねず残念でなりません。それでも最後まで見てしまいましたけれど。

チャイコフスキーに心を惹かれる

本放送で見たときに面白かったからというのも最後まで見た理由であります。温水洋一演じるハラヒロシとプリごろ太ペアも楽しかったですが、随所で聴くことのできるそれぞれの音楽のもつ力、『音のもつ楽しさ』『音によって生み出される喜び』によるところも大きかったように思います。あまり好きではないのですが、チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』も良いものだと教えてもらいました。

予告を見る限りでは映画も、成長する人々の過程、その喜びや嬉しさが伝わってきて面白そうです。

追記 2016年6月3日

2015年3月26日、東京・赤坂のサントリーホールで聴いた演奏が、私にとっての初めてのチャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』の生演奏。良かったです。その日の演奏曲数はアンコールを含めて4曲。それぞれの曲で涙を流しました。またこの曲を生で、生で聴きたい。

  • チャイコフスキー『ヴァイオリン協奏曲』
  • 演奏日:2016年3月26日 土曜日 18時
  • 演奏場所:サントリーホール 東京・赤坂
  • 管弦楽:東京交響楽団
  • ヴァイオリン:成田達輝
  • 指揮:ドミトリー・キタエンコ

 

テレビ『NHK音楽祭2009ハイライト』で見たリッカルド・シャイーの『マーラー 交響曲第1番』

のだめのドラマが終わりましたから午前0時に寝ようと思ったのですが ~これが悪い癖で~ テレビのリモコンをカチャカチャやりまして、見てしまうんですね、余計なものを。

いやいやどうして、昨日はそうではなかった。良いものを観ました、聴きました。

五感を働かせる。一つの感覚だけではなく複数の感覚を働かせて評価することは決しておかしい話ではない。バイアス(偏見)のようであってバイアスではないこともあるのではないか、正当化してもいいのだ、と思わせるものでした。

『のだめ』を見終わってからですから午前0時前のことです。そういえばNHK音楽祭2009がやってたな、忘れてたよ、と一応チャンネルをあわせてみました。クラシックつながりで同じ日の同じような時間にやらなくったっていいのにな、と思いながらも途中から、第三楽章の終りから観ました。さほど時間がかからずにこれは最後まで観た方が良いと思い、第4楽章を迎えました。

私にとっては、ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団もリッカルド・シャイーも馴染みがありません。クルト=マズアが指揮したベートーベン『交響曲第9番<合唱付き>』ぐらいしか聴いたことがありません。リッカルド・シャイーの指揮の姿もテレビで初めて観ました。

あらゆる体を使い、見る者聞く者の心を躍らせるリッカルド・シャイー

手と腕と、体と足と、そして顔を十二分に使って、その姿から音楽そのものが奏でられているかのような錯覚に陥る、色彩豊かな熱いものが伝わってくる指揮ぶりでした。

その音楽に浸りすぎて眠りに誘われそのまま帰ってこなくなるかのような時間を過ごしているかと思えば、その次には陽の光さんさんと降りそそぎ今日そして明日、未来へと歩んでいく者の背中を押さんがばかりに、音があちらこちらから湧き出て、それが一つとまとまり溶けてゆく。

それをあらゆる体を使い『我が思いはこれだ、そうこれなんだ』と叫ばんがばかりにリッカルド・シャイーは指揮をします。

心と体で思ったのであれば、それを信じればよい

最近はマーラーの交響曲は聴く機会が少なくなりました。第1番も例外ではなく、興味関心が薄れています。でも、このマーラーは良かった。CD全集があるぐらいだからリッカルド・シャイーのマーラーは聴きたくなりました。

特にあの指揮ぶりに心を奪われてしまいました。それでバイアスがかかって過大評価をしているのかもしれません。

しかし、本当に良い、素晴らしいと思っているものは、バイアスだ何だというものは超越してしまっているのではないかと思えてなりません。『これは良い』と心で体で思ったのであればそれを信じればよい。

また、音を聴くものだから音楽なのであって、見たくれの派手さ激しさで音楽の良し悪しを判断するのはおかしい、という考えに対しては疑問が大きくなってきています。あの指揮ぶりに心動かされるのは観客だけではない、オーケストラもそうではないでしょうか。その良さが観客にも伝わっているように思うのです。

今、マーラーの交響曲のなかで最も興味関心があるのは、第7番です。難関なマーラー交響曲の最高峰かのようにいわれるこの曲ですが ~私の好きなCDはケルン放送交響楽団を指揮した、ガリー=ベルティーニのものです~ リッカルド=シャイーが指揮したこの曲のCDを一番に推薦していた音楽評論家がいました。やっぱり聴きたくなりました。

追記 2016年6月3日

2014年11月15日、東京・赤坂のサントリーホールで聴いた演奏が、私にとっての初めてのマーラー『交響曲第7番』の生演奏。あまり覚えていません。昼間の演奏会で、昼食のうどんをてんぷらと一緒に食べ過ぎてしまい、第2楽章あたりからウトウトコックリコックリ。午前中は新宿御苑の大菊花展を早々と切り上げての鑑賞だっただけに余計に残念でありました。

  • マーラー『交響曲 第7番』
  • 演奏日:2014年11月15日 土曜日 14時
  • 演奏場所:サントリーホール 東京・赤坂
  • 管弦楽:日本フィルハーモニー交響楽団
  • 指揮:ピエタリ・インキネン

 

テレビ『NHK音楽祭2009ハイライト』で見たリッカルド・シャイーの『マーラー 交響曲第1番』の概要

  • マーラー「交響曲第1番<巨人>」
  • 管弦楽:ライプチヒ・ゲヴァントハウス管弦楽団
  • 指揮:リッカルド=シャイー
  • 公演日:2009年11月4日
  • 公演場所:NHKホール
  • テレビ放映日:2009年12月18日 22時30分-25時30分
  • 放送局:NHK教育

本記事参考サイト:NHK音楽祭2009

  • サイト管理者:NHKプロモーション
  • サイトアドレス:2016年6月3日現在
    http://www.nhk-p.co.jp/event/detail.php?id=308

 

  • リッカルド・シャイー指揮『マーラー 交響曲第1番』を聴いた 心躍らされる指揮ぶり 2009年冬
  • 記事更新日:2009年12月19日、その他、2015年12月31日、2016年2月18日、2016年6月3日
  • 記事出典元:山上真の「本当に笑顔にできるんですか!!」より

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