女優【五月みどり】歌『熟女B』詞なかにし礼、曲中村泰士、1983年

【五月みどり】の『とんでもない夜』を観て『熟女B』を聴いた 2017年春

トーク番組『五月みどりのとんでもない夜』

本年2017年のゴールデンウィーク、すいぶんと休んだものです。ゆっくりできて、家のこともできたから良かったのですが、5月8日月曜日以降の休み明けは、一時的に不安定な体調と時間に追われた仕事とで心配しました。おかげさまでどうにか1週間を乗り切りました。

歌『熟女B』を知ったきっかけ

ゴールデンウィーク中に、某共有動画サイトにて知ることとなった『熟女B』という題名の歌。これが1週間以上経った今でも、私の頭の中でぐるぐると回り続けています。

日常に溶け込んだかのように思える言葉を用いながら何とも言えない凄さを覚える題名ですが、これを五月みどりが歌っているのだから納得がいきます。そのこともまた凄いものです。

その歌の存在を知ったきっかけが、トーク番組の『五月みどりのとんでもない夜』です。

五月みどり、レツゴー正児

歌『熟女B』は、トーク番組『五月みどりのとんでもない夜』の主題歌です。

この番組は、1983年、テレビ東京の深夜番組として存在したそうです。番組名の読み方は、番組内で五月みどりが声に出して言っている『とんでもないよ』と思われますが、定かではありません。レギュラー出演者は、五月みどりとレツゴー三匹のレツゴー正児です。

ネットにおける本作品の情報は極めて少ない

30年以上前の、1980年代の深夜番組とはいえ、少なくともネット上で確認できるこの番組に関する情報は極めて少ないのです。

五月みどり関係者が『熟女B』を否定しているわけではないようです。彼女の公式サイトや近年の五月みどりインタビュー記事にて歌について言及があり、また現在でも『熟女B』を含むCDなどの商品が流通しています。

テレビ東京関係者がこの番組の存在を問題視しているのでしょうか。逆にテレビ東京関係者が何らかの理由で問題視されているのでしょうか(少なくとも関係者の一人が名物テレビマンのよう)。単純に、低俗番組で恥だからと一般人において記憶されてはいても記録はされなかったからなのか、当時『五月みどりのとんでもない夜』がヒットしなかったからなのか、それすらも分かりません。

1980年代のテレビ東京と言えば、少し前にバラエティ番組『さんまのサタデーナイトショー』の件を耳目にしました。何か関係があるのでしょうか。

本記事参考サイト:テレ東、さんまに出演ラブコール「ぜひ出て」 社長は断絶経緯「初耳」/デイリースポーツ online

  • 備考:2017年4月27日作成日とする、デイリースポーツオンラインの記事です。
  • サイト管理者:株式会社デイリースポーツ
  • サイトアドレス:2019年1月8日現在
  • https://www.daily.co.jp/gossip/2017/04/27/0010134451.shtml

楽しいやり取りで始まり、官能的な五月みどりへと変わる

オープニングテーマが流れる前の、五月みどりとレツゴー正児とのやりとりが楽しい。

これを観ながら、五月みどりで深田恭子を思い出しました。昔のではなく近年の。肉体派という観点では長澤まさみかとも思いましたが、五月みどりの顔の雰囲気からすると深田恭子。声に注目するとだいぶ違いますが。

歌『熟女B』を流しながら、番組のオープニングでは五月みどりが、それは魅力的な女性の姿を見せてくれます。

髪をアップにした彼女のうなじから始まり、見返り美人。

ノースリーブ、深いスリットの黒いドレスに身を包み、足から徐々に腰、腹、そして胸と目が移ります。その白と黒の対比がお見事。

そして女として堕ちてゆく前の顔へ。このような演技、五月みどりに限らず近年ではなかなかお目にかかれません。それどころか演技でこの顔、この雰囲気は名演ではないでしょうか。

オープニング最後の、『はっ、はっ、はっ』と女性の声の調子に合わせて、五月みどりの振り向き樣を三度観る場面。彼女は笑顔でいたのになぜ最後に、ギラギラとした目に見えるのでしょうか。まさにかまきり夫人だからでありましょうか。

五月みどり、お見事

この番組をリアルタイムで観たことがないどころか、このゴールデンウイークに初めてその存在を知りました。1983年当時、五月みどりは40歳代前半。昔は五月みどりはどうにも苦手で、近年ではそれこそ明石家さんまの番組で腹話術もどきをしているかの女を観て腹を抱えて笑いましたが、当時また今なお熱烈な五月みどりファンがいるのも頷けます。

トーク番組『とんでもない夜』の概要

  • トーク番組『とんでもない夜』
  • 出演:五月みどり、レツゴー正児
  • 放送日:1983年
  • 放送局:テレビ東京

本記事参考サイト:1983とんでもない夜OP

  • サイト管理者:YouTube 9nanakorobi
  • サイトアドレス:2017年11月5日現在
  • https://youtu.be/KYWYsjDGTtY
  • 上記アドレスは2019年1月8日現在、削除されている。

五月みどりの歌『熟女B』

歌の題名も然ることながら、歌詞もまた凄い

■ 『バナナの皮をむくように』と始まり、『見下ろしていて欲しい』と終わるところまでに対しては、「お前が元気な男を見たいだけやんか」と突っ込みたくなります。

■ ららららんんんんー、と言葉になっていないところ。山城新伍を思い出します。それはチョメチョメか。この部分は本当は歌詞があったけれど過激だからカットされた、とも思えますし、結果は一つなのに想像力が掻き立てられるとも思えます。

■ 題名を知ってから『燃えやすい年頃』と聞きますと、「脂肪は付きやすい年頃だからそっちは燃えないね」と言いたくなります。

■ 『あたしだけが凄いんじゃないわ』と自分の状況を正確に理解したうえで、他人を巻き込むところなどやはり凄い。照れ隠しと言いましょうか。今更恥ずかしさも何もないでしょう。責任転嫁なのでしょうか。熟女の主張でありましょうか。

■ はっきり『乳房』と五月みどりに言わせたところで口をぽかんと開けてすぐに苦笑い。『左の乳房に』『右の乳房に』と彼女が言えば、否応なく五月みどりのそれを連想させましょう。当時の男性はこの歌を聴いていかに思ったのでありましょうか。

作詞:なかにし礼、作曲:中村泰士

声を聴いているだけですと、五月みどりの低音でさっぱりした雰囲気であまりいやらしさを感じないのですが、『バナナ』『犯されて』『乳房』『熟女』と耳につく言葉が全般的に散りばめられていますから、否応なく歌詞に気を取られて五月みどりの声が艶っぽく聴こえてきます。ノリが良くて官能的な曲の雰囲気も良いものです。

この歌の作詞はなかにし礼、作曲は中村泰士と知った時は驚きました。

このコンビで制作した細川たかしの『北酒場』が前年の1982年に発表されているわけですからなおのこと。しかしなかにし礼は1978年、黒沢年男の『時には娼婦のように』を作詞・作曲しているわけで、発表当時としては驚かれたものではなかったのかもしれません。

五月みどりは言う。『最高の名曲』と

大きな話題にならずレコードは売れなかったようですが、五月みどりは『週刊ポスト』の2012年3月号のインタビューで、この曲を『最高の名曲』だと言っています。

何度も何度も私の頭の中でぐるぐると回った歌『熟女B』。

五月みどりもいいけれど、『愛の水中花』当時の松坂慶子が歌ったらどうだろう、これもとても良いだろうと思いました。

1度や2度聞いただけではズッコケてしまうこの歌ですが、別の手があるのではないか、と想像させる歌は迷曲ではないのではないか、そう思う今日この頃です。

本記事参考サイト:熟女ブーム 72歳五月みどり「29年ぶりに脱いでもいいかな」│NEWSポストセブン

  • 備考:歌『熟女B』について言及している、五月みどりインタビュー記事(2012年3月22日)です。
  • サイト管理者:株式会社小学館
  • サイトアドレス:2019年1月8日現在
  • http://www.news-postseven.com/archives/20120322_96241.html

歌『熟女B』の概要

  • 歌『熟女B』
  • 発表年:1983年
  • 作詞:なかにし礼
  • 作曲:中村泰士
  • 歌唱:五月みどり

本記事参考サイト:熟女B/五月みどり

  • サイト管理者:YouTube bonywalk
  • サイトアドレス:2019年1月8日現在
  • https://youtu.be/TZu9ILMxZ-8

本記事の名称、更新日、出典元、写真撮影日

■記事名:【五月みどり】の『とんでもない夜』を観て『熟女B』を聴いた 2017年春

■記事更新日:2017年5月14日、2017年11月5日、2019年1月8日、2019年1月9日

■記事出典元:山上真オフィシャルサイト

■写真撮影日:なし

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