キタサンブラックの天皇賞春で思い出したジョージモナーク、『夢疾走』 2017年春

2017年の天皇賞春 ラジオNIKKEIの実況担当者は小林雅巳

2017年4月30日の天皇賞春。

私の部屋にはテレビがないから、ラジオでレース実況を聞いていた。

しばらく馬券も買わず、競馬への関心もほとんどなくなってしまったが、キタサンブラックが勝って凄いなと思い、レコードと聞いて声をあげた。

キタサンブラックは内枠ばかりなのが引っかかるが、馬券を買わずとも良い心持ちになれた。

今日はリアルタイムで耳にした実況も良かった。ラジオ日本の細渕武揚アナウンサーによるもの。

 

JRAのサイトで無料で見られるレース映像を。

小林雅巳で天皇賞春を聞くときが来るとは思いもよらなかった。

「キタサンブラック、、キタサンブラック、キタサンブラック、ゴーーーールイン」。

自然と顔がほころぶ。

 

ジョージモナークが勝った産経賞オールカマーの、小林雅巳アナウンサーによる実況に大いに心が震えて25年以上が経つ。

メジロマックイーン、メジロライアン、とともに当時の三強の一角を担ったホワイトストーンが大本命の単勝1.5倍。それを今以上に格下に見られていた地方馬が、ジョージモナークが斬って捨てた。この事実の中で生まれた小林雅巳の大絶叫は、今耳にしても心地よいものだろう。

私の中で色は褪めない。

その実況、映像を耳目にしたいのだが、確認した限りではそれができず残念だ。

 

競馬って良いなと思ったときに思い出すレースは、グラスワンダー。

第4コーナーで『これはいける』と思わせた復活の有馬記念。

スペシャルウィークを斬って捨てても伸び続けた堂々たる宝塚記念。

小林雅巳(キタサンブラック、ジョージモナーク)のおかげで好きなレースを思い出すことができて嬉しい。

 

小林雅巳について調べていたら、これも名馬のロードカナロアのレース実況を耳目にする機会を得た。

絶叫、絶叫、大絶叫で耳障り。キタサンブラックについてのそれを大きく上回る。

騎手も鞍に、間接的に馬に対して、意図的に大きく尻もちを何度もついて目障り。

これを先に耳目にしていたらジョージモナークを思い出すどころではなかったかもしれない。

運が良いじゃないか。

夢は覚めなかったのだから。

絶叫できる元気があれば良いじゃないか。

 

長岡一也の『夢疾走』

しばらく馬券も買わず、競馬への関心もほとんどなくなってしまったが、時々思い出す競馬のことの一つに『夢疾走』がある。

ビデオテープで販売されていた『中央競馬GⅠレース年鑑’93』にある『夢疾走』のサイン。

今でも競馬界に携わり健在の長岡一也によるもの。

 

 

彼が出演していた、テレビ神奈川などで放送されていたテレビ番組『中央競馬ワイド中継』、同じく『中央競馬ハイライト』が懐かしい。毎回の番組終わりに、楽しい週末が終わってしまいがっかりしていたことも懐かしい。

競馬への関心もほとんどなくなってしまったことの理由の一つは、長岡一也や小林皓正が携わっていた上記の番組が終わり、他の競馬テレビ番組に魅力を感じなかったこともある。ギャンブルとはいえ、色気やお笑いでキャーキャージャンジャンやればいい、というものではない。

 

写真の黄色帽子10番は、ダービーのウイニングチケットと柴田政人。

お気に入りのジョッキーがダービージョッキーになって、テレビの前で5分、10分と絶叫し拍手し続けたことは、ふた昔前のこと。

時間が経ち過ぎた。それに伴うあちらこちら手前の変化も著しい。

『夢疾走』に目が潤むのはなぜなのだろう。

 

以上

  • 記事名:キタサンブラックの天皇賞春で思い出したジョージモナーク、『夢疾走』 2017年春
  • 記事更新日:2017年4月30日、2017年5月5日
  • 記事出典元:Twitter 山上真@makotomys、山上真オフィシャルサイト

平成21年11月12日に思う ほほをつたわる『時の涙』2009年秋

平成21年 天皇皇后両陛下ご即位20年

日本および国民のための20年に感謝をしつつ、心よりお祝い申し上げます。

即位の礼、祝賀パレード

うろ覚えで恐縮ですが、なぜ足を運んだのかは覚えていませんが、父と一緒に皇居前広場に足を運び、天皇皇后両陛下の即位の礼祝賀パレードをみました。

さすがに厳重な警備。ボディーチェックをされて会場に入って、たくさんのたくさんの人だかりのなかを最前列で待っていました。

私たちの目の前を車に乗る天皇皇后両陛下がお通りになっていきます。

残念ながら、天皇陛下の顔を拝見することはなりませんでした。

しかし、皇后陛下のなんときれいなこと。先程ニュースでその時の映像を観ましたが、その何倍もおきれいだった。当時父も「いつもテレビで観る皇后さま以上に実際に拝見するときれいだね」と言っていたことを覚えています。

経ってしまえば早かった20年です。いろいろなことがありました。今は平成の世。「どうもありがとう」という天皇陛下のお言葉が皇居前広場に響き渡った、平成21年11月12日です。

 

水に流れない過去を振り返りながら前へ前へと進まなければならない

昔のことは振り返りたくない、思い出したくない。いいことよりも嫌なこと悪いことがどれほどあったことか。そればかりが頭のなかをぐるぐるとまわり、寒気がし身体を震わせます。

昔のことを思い出せば不愉快なこと極まりなく、口汚い言葉が口から発せられる。当時関わった者には会いたくない。名前を思い出すことすら嫌だ。一切お断り。

しかし、人は過去があるからこそ今がある。今があるから将来がある。未来がある。だから、過去を振り返らなければならないことがある。たとえどれほど苦しくつらい思いをし、枯れるほどに涙流したことがあったとしても。

少しずつでも前を向いて進んでいきたい。上を向いて歩いていきたい。だから、後ろも振り返らなければならない。

 

涙は喜びに満ち溢れたときに流すものだ

今日私が観た俳優・森繁久彌追悼のテレビドラマ『おやじのヒゲ』は20年以上前に放送されたものです。それでも笑っていました。楽しかった。観て良かったと思えた。

だったら、その本放送があった20年以上前にも笑っていたかもしれない。いや、笑っていた、楽しいひとときだったはずだ。過去は嫌だとすべて否定することはないじゃないか。良い、楽しい過去だってあるじゃないか。だから今がある。

今、私は生きている。

涙は喜びに満ちあふれたときに流されるものであってほしい。

ほほをつたわった過去の涙は、今、喜びに満ちあふれたときに流す涙になりました。

 

  • 記事名:平成21年11月12日に思う ほほをつたわる『時の涙』2009年秋
  • 記事更新日:2009年11月12日、2016年2月11日、2016年5月25日
  • 記事出典元:山上真の『本当に笑顔にできるんですか!!』