この記事の概要
歌手は明瞭できれいな声の、芹洋子
『好きですかわさき愛の街』を歌っているのは、ずっとダ・カーポだと思っていた。
芦屋雁之助版テレビドラマ『裸の大将』のテーマ曲『野に咲く花のように』や映画『宇宙皇子』のテーマ曲『夢狩人』を歌った、ダ・カーポだ。
だから芹洋子だと知って驚いたが、明瞭できれいな声に納得。
いずれも歌が上手だから勘違いをしたのだろう。
作曲は『武田信玄』『関ヶ原』『男はつらいよ』の、山本直純
軍歌調とも評価されうる勢いあるこの曲の曲調も、作曲者が山本直純と知れば、なるほどな。
『キネマの天地』のテーマを思い出す。
この曲を耳にして子供ながら、心が踊り動かされたことは今でも覚えている。
これも彼が作曲した、声楽入りの曲である『武田信玄』『風と雲と虹と』と合わせて、『好きですかわさき愛の街』における芹洋子と男性との掛け合い、歌声も印象深い。
詩にみる、人として生きる喜び
綺麗事で埋め尽くされたとも理解することができるこの曲の詞。所々に良いなと思える詩が出てくる。年を取ったおかげだ。
1番から3番まですべてを見渡すと、朝、昼、夜の場面と理解することもできる。人間の生活、サイクルそのものだ。
街への希望、そこに住み生活する人間の幸せ、生きる喜びを『好きですかわさき愛の街』にみることができないだろうか。だから目頭熱くなったと思うのだ。
『川崎』繋がりの曲として
『川崎踊り』もいい。盆踊りでよく耳にした。
数年前に、オリジナル歌手が誰なのかを知った時の、衝撃の大きさは忘れられない。
あの過剰なコブシのきかせ方からすれば納得いくものだが、都はるみとは。
この曲も、曲のみならず、詩も好きだ。
形を変えても残るもの、オリジナル(ここでは芹洋子版の『好きですかわさき愛の街』、都はるみの『川崎踊り』)は、やはり良いですね。
歌『好きですかわさき愛の街』の概要
- 曲:『好きですかわさき愛の街』
- 発表年:1984年
- 作詞:肥後義子
- 補作詞:石本美由起
- 作曲:山本直純
- 歌:芹洋子
本記事参考サイト:川崎市民の歌「好きです かわさき 愛の街」 (フルVer)
- サイト管理者:YouTube 動画 全国 鉄道・バス
- サイトアドレス:2017年4月15日現在 https://youtu.be/rjyHowSvqPc
本記事参考サイト:【川崎市ホームページ】川崎市民の歌「好きです かわさき 愛の街」について知りたい。
- サイト管理者:川崎市
- サイトアドレス:2017年4月15日現在
http://sc.city.kawasaki.jp/faq/contents_detail.php?frmId=12707
以上
- 記事名:歌【好きですかわさき愛の街】 生まれ育った街で聴いた、馴染んだ、涙した 2016年秋
- 記事更新日:2016年9月23日、2017年4月15日
- 記事出典元:Twitter 山上真@makotomys