2018年7月4日、サントリーホール(東京・赤坂)。
新日本フィルとアンドリュー・リットン。
本公演は周りの客に恵まれた
東京メトロ千代田線の赤坂駅からは初めて行った。
サントリーホールへは、徒歩10分ほどと近い。

客の入りは5割ほどで、寝てる奴もいたけれど、ゆっくり聞けた。
すみだトリフォニーホールにおける前回のリットンの公演とは異なり、本公演は周りに恵まれた。
「ここ良い席ね」の『お嬢さん』三人組、後ろのお兄さん、本当にありがとう。
舞台も客席も、熱かった。
ショスタコーヴィチ 交響曲第4番
1音目でこれだ、と私の顔がほころび、少ししたら険しい顔付きに。演奏中何度も私の表情は変わった。
各ソロ良く、合奏も嵌った。
最後のトランペット、チェレスタに激しく鼓動しつつ静かに幕。
フライングなし。

ホールに身を置いて音楽を聞く醍醐味
舞台は笑顔の花が咲き握手、握手の実を結ぶ。
始めは大規模編成に思わず笑い、終わりはその光景に顔が綻ぶ。
気に留まる奏者がいたのもそう。
素敵な音や音楽もそう。
ホールに身を置いて、音楽を聞く醍醐味だ。
リットンでまた聞きたい。

たまに受けるなら、終了後のファンサービスも嬉しい
公演終了後のロビーの雰囲気が何かおかしい。騒がしい。
黒服の人が動いていてなんだろうと思っていたら、「ありがとうございました」とプレゼントをくれた。先程まで舞台にあがっていた、演奏会直後の演奏家がだ(弦楽器のイケメン奏者と思われる)。
新日本フィルと上岡敏之の演奏中の場面が印刷された、ポストカードだった(定年退職したティンパニ、パーカッション、金管の各奏者がいて、退団した木管、弦楽の各奏者がいる。ホルンが珍しく上手にいる。ハープ2台とチェレスタ。これだけ状況が分かっていても、素人の私にはどの曲なのか分からない)
1年間ご来場いただきありがとうございました。
9月からの新シーズンもどうぞよろしくお願いいたします。
新日本フィルハーモニー交響楽団 2018年7月
2017年度のサントリーホールシリーズ定期演奏会の最終だったからのようで、すみだトリフォニーホールの他の定期演奏会の最終でもこのようなことがあったように耳にした。
演奏会の都度、演奏会直後の演奏家に出てこられては落ち着かず、本音を言えば嫌なものだ。しかし、このようなたまに受けるファンサービスなら嬉しい。これもホールに足を運んで音楽を聞く醍醐味だ。
(毎月のように公演前のロビーコンサートをして、頻繁に定期演奏会にてアンコール演奏を行っている新日本フィルにしてみても、公演終了後のファンサービスはたまに、のほうがよいのではないか。ここ1,2年において、ファンサービスが足りないとは、私は思わない)
『新日本フィルハーモニー交響楽団 第591回ジェイド<サントリーホール・シリーズ>』の概要
- 音楽会『新日本フィルハーモニー交響楽団 第591回ジェイド<サントリーホール・シリーズ>』の概要
- 日時:2018年7月4日 木曜日 19時-
- 場所:サントリーホール 東京・赤坂
- 演目1:ベートーヴェン『交響曲第8番』
- 演目2:ショスタコーヴィチ『交響曲第4番』
- アンコールはなし。
- コンサートマスター:豊嶋泰嗣
- 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
- 指揮:アンドリュー・リットン
本記事参考サイト:第591回 定期演奏会ジェイド<サントリーホール・シリーズ>アンドリュー・リットン JADE | [公式]新日本フィルハーモニー交響楽団
- 備考:指揮にアンドリュー・リットンを迎えた演奏会の情報です。
- サイト管理者:公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団
- サイトアドレス:2019年3月24日現在。
- https://www.njp.or.jp/concerts/3362

本記事の名称、更新日、出典元、写真撮影日
■ 記事名称:【アンドリュー・リットン】指揮・新日本フィル『ショスタコーヴィチ交響曲第4番』2018年夏
■ 記事更新日:★2018年7月10日、2018年8月2日、2019年3月15日、2019年3月24日、2019年3月26日
■ 記事出典元:★Twitter 山上真@makotomys、山上真オフィシャルサイト
■ 写真撮影日:2018年7月4日、2019年3月26日