平成28年 あけましておめでとうございます
正月と言っても、私が小さい頃と比べるとピンと来ないこともありました。
- 正月の華やいだ雰囲気
- テレビ番組の特別編成
- 正月を頂点とするスポーツ大会
- お餅にお雑煮、お節、酒が格別に美味しい
- お年玉大好き
だから何なんだ。日付が変わるだけ、年が変わるだけではないか。
そう思うのは、私がお盆年末年始を問わず定休のない働き方をしていた時期もあったからでもあるでしょう。
しかし昨年平成27年の年末は、大掃除や片付けをしながら思いました。正月を大きな区切りとしてその際にできることをしようと。
区切りをつけることは大切だ
例えば、家の床を掃除するといっても、普段はクリーナーをかけるぐらいで、フローリングの床にこびり付いた汚れにまで気がまわりません。
大掃除と称して普段やっていないことを大きな区切りの際にして、身の回りをきれいにして心持ちもすっきり、手足を動かして汗をかいてすっきりです。
手箒で大きなごみをとり、クリーナーをかけて、たわしと激落ちくんで床を磨き、空拭きして良い心持ちです。
今更ながら、区切りをつけることの大切さを身をもって知ったような気がします。
織田哲郎、平成27年大晦日に登場
年平成27年の大晦日。ラジオから懐かしい名前が流れてきました。オダテツロウ。
そう織田哲郎です。彼の肩書は一つにしぼれそうにありません。作曲家、音楽プロデューサー、シンガーソングライターなどがあります。
■ 作曲家としては、DEENの『このまま君だけを奪い去りたい』
■ 音楽プロデューサーとしては、相川七瀬の『夢見る少女じゃいられない』
■ シンガーソングライターとしては、ご本人が歌う『いつまでも変わらぬ愛を』
が私にとっては印象深い。すぐに思い出せます。
彼が特に活躍していた1990年代は、私が10代の頃でよく覚えているものですが、例えば、
■『世界中の誰よりきっと』の中山美穂
■『いつまでも変わらぬ愛を』を使用していた『ポカリスエット』のテレビコマーシャルの一色紗英
の近況を見ますと、時間の流れはとても、とても早く感じます。十年一昔。
織田哲郎、昨年平成27年はダイヤモンド☆ユカイとバンド『ROLL-B DINOSAUR』を結成しました
『ROLL-B DINOSAUR』の読み方は、【ロール・ビー・ダイナソー】とのこと。
ラジオ番組では二人して出演して一緒に生演奏を披露していました。その内容に苦笑いしましたが、良いなと思いました。その歌の題名は『くずの詩』。題名からして、ということです。
「その瞬間を喜んでもらう」
そのラジオ番組で織田哲郎が言っていたことが印象に残りました。紙に書き留めました。ただし、一字一句を覚えているわけではないので、以下は意訳であります。
「お客様にライブにいるその瞬間を喜んでもらう、良いライブをつくっていくことが音楽家としてなすべきことだと思います」
(NHKラジオ第1放送「すっぴん!」平成27年12月31日の織田哲郎の発言を意訳したもの)
上岡敏之、平成27年年末の『第九』に登場
その織田哲郎が言っていたことで思い出したのが、年末に聴いたベートーヴェン『交響曲第9番 合唱付き』の公演に関する、指揮者の言葉です。
日本の年末恒例のベートーヴェン『交響曲第9番 合唱付き』。
平成27年も全国で盛んにその公演が行われました。その中で読売日本交響楽団(よみうりにっぽん こうきょうがくだん)略して読響の『第九』を、東京は池袋にある東京芸術劇場に初めて足を運んで聴きました。
この『第九』の指揮は、上岡敏之(かみおか としゆき)です。
上岡敏之指揮、読売日本交響楽団の『第九』会場は東京芸術劇場 興味深い建物
平成18年(2006年)年末の上岡敏之とN響との『第九』に涙した
私にとって上岡敏之といえば、平成18年年末のNHK交響楽団との『第九』です。
十年一昔。声楽、合唱の入る第4楽章で思わず涙を流していました。心を激しく動かされたのですね。ビデオテープに録画していたものを何度も見て聴きました。
当時の手帳には『上岡敏之によるベートーヴェン第9の素晴らしさに涙して』とメモされています。
それがあって、平成27年の5月だったか『平成27年の読響の第九の指揮は上岡敏之だ』と知った時は本当に嬉しかった。好きな指揮者と、好きな曲と、好きなオーケストラで年末を過ごすことができるのですから。
とは言っても、席はS、A、B、Cのなかの上から2番目のA席(3階前方)でした。気合が入っていた割には、チケット購入の時期が遅かったものですから。人間が抜けています。
平成18年(2006年)年末の上岡敏之とN響との『第九』の悪評
最近、平成18年のN響との『第九』の評価について、「指揮者がオーケストラで自分の思うところ、信ずるところを表現することが難しかったから公演内容としてはさほどよくなかった」という評価を耳目にしました。
オーケストラの一部から「この指揮者にはついていけない」という声が出たり(伝聞のため信憑性は不明です)、評論家の一部からオーケストラが非協力的で演奏がひどかったという声が出たり。
それでも、平成18年のN響の『第九』は私にとっては思い出なのです。それがあって平成27年の『第九』があるのです。
「お客さんが聴くのは1回だけです」
その公演のパンフレットの中で指揮者:上岡敏之が言っていたことが印象に残りました。そのパンフレットより引用します。
前述した、織田哲郎の発言と同じ意味と受け取って問題ないように思います。
今回は7回の公演がありますが、お客さんが聴くのは1回だけです。その1回が心に残るものであってほしいし、そういう気持ちをメンバーと共有できればいいと願っています。
談:上岡敏之(指揮者)。引用元:読売日本交響楽団「月間オーケストラ12月号 特集上岡敏之、<第九>を語る」発行日2015年12月1日。
この中に客も入って、もちろん私も入って、公演を心に残るものにする思いを共有し、今般となっては何か軽さを感じさせる言葉になってしまった『一期一会』を実現したいと強く思わせるものでした。
私は、読売日本交響楽団と指揮者:上岡敏之のベートーヴェン『交響曲第9番 合唱付き』の演奏が大好きです
当たり年 平成27年年末の『第九』
クラシックファンの中には、毎年年末だけで4,5件の『第九』の公演を楽しみにする人もいます。
ツイッターの公演感想ツイートによるところ、平成27年年末の『第九』は大当たりだったようです。主なところは、順序不同で次のとおりです。
■ 東京フィルハーモニー交響楽団と指揮者:アンドレア・バッティストーニ
■ 東京都交響楽団と指揮者:エリアフ・インバル
■ NHK交響楽団と指揮者:パーヴォ・ヤルヴィ
その中に、読売日本交響楽団と指揮者:上岡敏之のベートーヴェン『交響曲第9番 合唱付き』が入っていました。
読売日本交響楽団と指揮者:上岡敏之のベートーヴェン『交響曲第9番 合唱付き』の悪評
そのような高い評価、絶賛のみならず、少なからずの批判、非難も耳目にしました。
- テンポがあまりに早くあっさりし過ぎて物足りない。
- 第4楽章は芝居がかった声楽がくどい。
- 年末の『第九』にふさわしい重量感のある『第九』ではなく不満だ。
- 耳になじまない演奏だ など。
上岡敏之指揮 読売日本交響楽団2015年『第九』公演のチラシ 【作成者】読売日本交響楽団
楽しく、面白く、美しく、力強かった 上岡敏之と読響の『第九』
私は、読売日本交響楽団と指揮者:上岡敏之のベートーヴェン『交響曲第9番 合唱付き』の演奏を良かったと思うものの一人です。
楽しく、面白く、美しく、力強かった。
全編にわたって耳にしたことのない雰囲気。
早いだけではなく快い速さ。滞ることのない滑らかな速さ。
美しい。特に第3楽章の美しさ。
そして美しくも力強い第4楽章。バリトンの大きく通る声、芝居がかった歌い方。テノール、ソプラノ、メゾ・ソプラノが、そして合唱が合わさっての熱狂。前へ前へと進んで、爆発する。
『第九』のこれまでの演奏時間が70分前後とされていたものが、この公演では60分前後でした。それは早いはずだ。
60分前後の時間がが思いもよらず心地よかった。凄かった。素晴らしかったのです。
本記事関連サイト:日テレオンデマンド 読響シンフォニックライブ ベートーヴェン「第九」(2015年公演)
- 備考:2019年10月13日までに下記のサイトアドレスは存在しなくなり、この動画を見ることはできなくなっています。
- 備考:2015年12月18日、サントリーホールで行われた上岡敏之指揮、読売日本交響楽団による『第九』演奏会です。私はこの日の公演には足を運んでいません。
- サイト管理者:日本テレビ
- サイトアドレス:2016年10月8日現在
- http://vod.ntv.co.jp/f/view/?contentsId=11481
歓喜の歌は人の振る舞いに勝利できないのか:私が年末の『第九』に暫く行くことを止めた理由
あまりに酷い客のマナー、その醜さ
平成27年年末、上岡敏之と読響の『第九』。とにかく客のマナーが酷かった。いやマナーそのものを知らないのかもしれません。憤慨した。
できる限り音を出すなと言いたい。出すならホールから出て行け
例えば、一般的に、コンサートホールの中は音の響きが極めて良い。だから
- 咳一つはもちろんのこと
- 飴玉の包装紙に触る音も
- 鈴の音も、ホール全体に響き渡ります。
それがうるさく耳障りなのです。演奏を聴いている者の邪魔をしているのです。仮に無意識であったとしても。
客そのものは原則として拍手でしか、会場の場を盛り上げることはできないのだから、良し悪しを表明することはできないのだから、できる限り音を出すなと言いたい。
周囲への気の配り方の不足もあるでしょう。
五感のすべてまたは大部分の衰えもあるのでしょうけれど。
出ていけ 1】咳払い、乾いた手を擦って音を出す、口臭、おしゃべり、飲水
すぐ隣の席の老人の咳払いが何度もありました。手を口にもっていかない。マスクもしていません。
手が乾いているからでしょうかその手をこすり合わせると音がします。ガカサカサ、ガサガサと。何がしたいの。癖なのでしょうか。
口臭もありました。
公演の前、演奏の合間、演奏終了の直後にまあしゃべるしゃべる。壇上で合唱をしたかったのでしょうか。
その老人が咳き込んで咳が止まらなくなったところ、その隣の老女(会話の内容からは夫婦だとの確証は得られなかった)が携帯用の水筒を差し出し、それを口にもって行きました。
一般的に、コンサートホールの中での飲食も禁止、写真撮影も禁止されています。
出ていけ 2】バッグを開ける音、咳き込んで止まらない1分以上
すぐ前の席の老女がバッグを開ける音がうるさかった。
取り出したものは、当日に配られた公演のパンフレット。だったらバッグに入れなければいいでしょう。パンフレットはがさばらない大きさなのだから。
その老女が、見せ場の第4楽章で咳き込んで止まりませんでした。1分以上の迷惑時間。
その日の会場の咳込んだ人の中で、最も長かった咳き込み迷惑時間と思われます。そのままくたばるのかと思いました。その時はそれを望みました。
『やめられない とまらない』であればご愛嬌ですが、そういう訳にもいきません。覚醒のクスリがやめられないとまらないであれば、そうかもしれません。
出ていけ 3】鈴の音チリンチリン
すぐ左斜め前の老女がバッグを開ける際に鈴を鳴らしました。壇上でトライアングルを鳴らしたかったのでしょうか。
この老女は、上記2】の老女が咳込んだしばらく後に飴のようなものを渡していましたので、仲間、一味と思われます。飴の袋を開ける音も、開ける人間にとっては何事もないのでしょうが、ビニール袋のザワザワ音は耳に大きく障ります。
出ていけ 4】演奏中のおしゃべり
すぐ右前の親子と思われる女二人組は、第1楽章で何度も会話を交わしていました。貴方様方々がたとえ有名人であっても、その場では雑音にしかなりません。
たとえ「この第九、なんか変だよね、馴染みがないよ」と批評していたとしても、演奏が終わってからにしてください。知らない人の批評なんて聞きたくない。
出ていけ 5】年末第九終演後の「アンコールはないの?」
演奏が終わり演者が舞台を降りた後、すぐ後の席の初老女数人が「えっ、もう終わりなの」「アンコールはないの」と仰っていました。年末の『第九』でのアンコール、あれば私も聴いてみたいです。
ちなみに、読響の『第九』は平成27年年末、少なくとも7公演ありました(12月18日-26日)。アンコールをせずに『第九』のみで十分と思います。
こんなにあったんだ、嫌なことが。酷い話です。
嫌な思いをした観客の対応策、コンサートホールの対応策
少し指摘してその客が改めてくれればいいのですが、いわゆる逆ギレされる可能性が高いように思われて対応に腰が引けるのです。
特に、世情を踏まえると、老人については。クラシックコンサートの会場はまあ老人が多いこと多いこと。
クラシックコンサートは全席指定であるため原則として席を動けない。特に年末の『第九』は客が多く席の移動が実際に困難です(もちろん、前売り指定券は特定の席を買うものであって、勝手に席を動くことは許されません)。
また、お金を出せば誰もが客であり、主催者やホールは客をそれなりに扱いますから、よほどのことがなければ、十分な対応がされないように思います。
この件について、クラシックファンは演奏にも、他人にも、厳しい人が多いイメージがあり、クレームも少なくないように思いますから、主催者やホールの対応にも一理あるといいますか、同情の余地があるように思います。
実際には、特定の客の『出入禁止』をさせたホールもあるようです。本当かね。
人の振る舞いには敵わず、区切りをつける
そのとても楽しみにしていた年末の『第九』を、楽しく面白く美しく力強かった『第九』を邪魔されなければならないのか。不愉快にならなければならないのか。
それはおかしい。
ただでさえ多い出演者の、家族や友人が来場する
演奏される作品が『合唱付き』でその出演者が多くなり、家族や友人などのその関係者が来場することが見込まれること。
年末のNHK教育テレビで放送されるN響の『第九』を見ると、合唱者の多さが分かるものと思います。平成27年の読響の『第九』の合唱者は少なかったですが。
日本の年末の『第九』に、記念として素人が来場する
日本の年末恒例となった『第九』でありその作品の一部分でも知っている人が多く、どうしても聴きたいからというよりも、記念として来場したいと思う人が通常の公演よりも多くなる可能性があること。
一般的に、会場の客席の8、9割は埋まり、満員御礼も珍しくありません。これは通常の公演では珍しいことです。
年末の雰囲気に影響されて、来場者の心持ちが大きくなる
通常の日常生活とは異なる雰囲気の年末、新たな年を迎える直前であり、人間一人ひとりの心持ちが大きくなる可能性が高く、自分が楽しめればよく、自制しないで周囲の人への気配りは必要ないと考えている人が少なくない可能性があること。
チケット代が高く、客の年齢層が高くなりうる
年末の『第九』は『餅代稼ぎの第九』と言われることがあり、出演者の多さと併せて、チケット代が通常の公演よりも高く設定されているため、客の年齢層が高い可能性があること。
ちなみに、平成27年の読響の公演の最も価格が高いS席は7,200円のところ、『第九』ではS席が9,200円でした。
年末という寒い時期であり風邪をひく可能性が高く、特に老人は演奏に集中し会話をしないことによって喉が渇く人が多く、そのため咳き込む人が極めて多い可能性があること。
初めて聴いた年末の『第九』における咳き込む人の多さに辟易し、『第九』公演直後に私の喉が痛くなっていたことに驚きました。
生理現象だからと甘える
咳やくしゃみなどの生理現象は仕方がないことだから大目に見て欲しい、うるさく言うなと思い開き直り、自制しない人が少なくない可能性があること。
などと考え、年末の『第九』で不愉快になることは致し方なしと結論を出しました。
作品や演奏そのものの大きさや感動のみではないものから生じる、不快感であるものと思います。
人は変えられない
経験上も人は変えられません。
だったら自分が動けばいい、変わればいい。
年末の『第九』の公演はしばらくの間行かないことにして区切りをつけました。
読響の『第九』の公演の前後に「やっぱり年末だから奮発してもう1回、『第九』を聴きに行こう」と思っていました。上岡敏之指揮のものもよかったのですがそれは避けて。
平成26年の年末に行って良かった『東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団と指揮者:飯守泰次郎』の、平成27年12月28日の公演にしようと思いました。前売券もまだ発売していましたので問題なしと思いまして。
それも、区切りをつけましたので、取りやめました。
上岡敏之のものとは随分と雰囲気の違うものになるだろうと思っていましたし、ツイッターの公演感想のツイートではそのようでしたから余計に残念でなりません。
良し悪しは自らの信ずるままに
平成27年年末の読売日本交響楽団と指揮者:上岡敏之のベートーヴェン『交響曲第9番 合唱付き』の公演の限りでは
■ 織田哲郎が言うところの「お客様にライブにいる瞬間を喜んでもらう」こと
■ 上岡敏之が言うところの「公演の1回がお客様の心に残るものであってほしい」こと
それらは実現しない、そう強く思いました。
そうであれば、公演に足を運ぶことに意味はないのではないか。
ライブ、公演は演者のみならず、観客もつくり上げる当事者であると思います。その当事者である観客に問題があるのであれば(そう理解するのであれば)、その場にいることを取り止めることも致し方なし。
年末恒例の『第九』であろうと、好きな指揮者と好きなオーケストラによる『第九』であろうと、そう思う自らを信じます。人の思い考えは千差万別、多種多様です。
やはり素晴らしかった 上岡敏之の『ベートーヴェン 交響曲第9番<合唱付き>』
今では、年末の『第九』の公演にしばらくの間行かないことにすることができたのは、好きな指揮者と、好きな曲と、好きなオーケストラで、そして素晴らしい声楽ソリスト、合唱者で平成27年年末を過ごすことができたからと思うようになりました。
上岡敏之に対する絶賛のみならず批判も耳にしますが、私は、平成27年年末に彼の『第九』を聴くことができて本当に良かったと思っています。素晴らしかった。
そして平成18年のN響の『第九』から9年。好きでいること、信じることの素晴らしさを知ることができました。
良し悪しは自らの信ずるままに、それで良いのです。
上岡敏之指揮、読売日本交響楽団の『第九』会場は東京芸術劇場 快晴だ
公演について:読売日本交響楽団 第182回東京芸術劇場マチネーシリーズ
- 公演日:2015年12月19日 14時
- 公演場所:東京芸術劇場(東京・池袋)
- 管弦楽:読売日本交響楽団
- 指揮:上岡敏之
- ソプラノ:イリーデ・マルティネス
- メゾ・ソプラノ:清水華澄
- テノール:吉田浩之
- バリトン:オラフア・シグルザルソン
- 合唱:新国立劇場合唱団
- 合唱指揮:三澤洋史
- 演目:ベートーヴェン「交響曲第9番 ニ短調 作品125「合唱付き」」
上岡敏之指揮 読売日本交響楽団2015年『第九』公演のチラシ02 【作成者】読売日本交響楽団
平成28年が皆様にとって心安らかな良い年でありますように。
本年もよろしくお願い申し上げます。
平成28年1月1日
美味しいお雑煮、お節、すきやきと美味しい日本酒を飲みつつ正月を過ごせることに感謝して
山上真
上岡敏之指揮 新日本フィルハーモニー交響楽団 2016年3月16日公演
※ 追記 2016年3月17日
昨日3月16日、上岡敏之が指揮した新日本フィルハーモニー交響楽団の演奏会がサントリーホールにてありました。前売券が発売されていましたが、散々迷ったあげく、足を運びませんでした。
クラシック関係のツイートを見ることを控えていましたが(あまりに感情的なツイートが多く気持ち悪くなることがあるため)気になって見てしまいました。大絶賛もあればマーラー巨人について「なんだこれ?」「やりすぎだ」と賛否両論。賛の方が多い。
こういうのが良い。後悔先に立たず。
上岡敏之の熱狂的なファンもいたそうですから、フライングして拍手だのブラボーだの、当たり前だの咳払いだのも多かったかもしれませんが。
来シーズンの新日本フィルのプログラム、なかなか面白そう。上岡敏之の演奏会に限らず。新日本フィルとはほとんど縁がありませんが、どうしようかと迷わせる。
それだけでも上岡敏之の音楽監督就任、起爆剤となっていいではありませんか。
公演について:新日本フィルハーモニー交響楽団 第556回定期演奏会
- 公演日:2016年3月16日 19時15分
- 公演場所:サントリーホール(東京・赤坂)
- 管弦楽:新日本フィルハーモニー交響楽団
- 指揮:上岡敏之
- 演目:シューベルト作曲 交響曲第1番ニ長調 D82
- 演目:マーラー作曲 交響曲第1番ニ長調『巨人』
本記事参考サイト:【テレビマンユニオンチャンネル】上岡敏之(次期音楽監督) 新日本フィルハーモニー交響楽団 マーラー:交響曲第1番ニ長調「巨人」フィナーレ
- 備考:2019年10月13日までに下記のサイトアドレスは存在しなくなり、この動画を見ることはできなくなっています。
- 備考:2016年3月16日、サントリーホールにおいて演奏された上岡敏之指揮、新日本フィルハーモニー交響楽団によるマーラー『交響曲 第1番』の第4楽章後半を観て聴くことができます。演奏が終わったあとの、指揮者、コンサートマスター、オーケストラの表情やしぐさ、雰囲気もまた興味深い。
- サイト管理者:株式会社テレビマンユニオン
- サイトアドレス:2016年10月8日現在(リンク設定について詳細不明のためリンクしない)
- http://tvuch.com/social/208/
本記事の名称、更新日、出典元、写真撮影日
■ 記事名称:【上岡敏之】指揮・読響『ベートーヴェン第九』良し悪しは自らの信ずるままに 2015年年末
(旧:良し悪しは自らの信ずるままに【上岡敏之】指揮・読売日本交響楽団『ベートーヴェン 第九』を聴いた 2016年正月)
■ 記事更新日:2016年1月1日、2016年1月2日、2016年3月17日、2016年3月28日、2016年10月8日、2019年10月13日
■ 記事出典元:山上真オフィシャル
■ 写真撮影日:2015年12月19日(チラシは別途)