角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 映画『Wの悲劇』より。腹上死した愛人の後始末を懇願する三田佳子と一度は強く断りながら名女優に籠絡され大舞台に立つ夢を見つつある薬師丸ひろ子。

角川映画祭で【薬師丸ひろ子】の映画『Wの悲劇』(昭和59年12月)を観た 最後まで大きく心動かされる薬師丸ひろ子の表情、しぐさ、そして声(角川シネマ新宿:東京都新宿区)2016年夏

薬師丸ひろ子、三田佳子の映画『Wの悲劇』は客足上々

2016年8月21日 日曜日

2016年7月30日土曜日より始まった『角川映画祭』。角川シネマ新宿においては、今週の9月2日土曜日で終わりを迎えます。

あれもこれも行きたい!と思っていた割には、結局のところ1回しか行きませんでした。

『早春物語』(8月30日14時、8月31日11時)や『犬神家の一族』(9月2日20時)、行きたかったです。仕事で行けない。遅すぎて帰ってこれない。

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 新宿文化ビルに刻まれた映画館の名称と『角川映画祭』のポスター
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 新宿文化ビルに刻まれた映画館の名称と『角川映画祭』のポスター

 

会場である角川シネマ新宿は、新宿駅や新宿三丁目駅から行きますと、伊勢丹本館とルイヴィトンの間の通りにあります。

チケットカウンターは4階にあります。そこで当日券や上映中の飲食物を購入したり、チケット発券機でオンラインチケットにて購入したチケットを発券することができます。

角川シネマ新宿には4階の300席のホール、5階の56席のホールの2つがありますが、『角川映画祭』のホールは大きい方の300席の方です。

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 新宿文化ビル1階の出入口に立て掛けられた『角川映画祭』のポスター。犬神家のスケキヨはその等身大の人形が角川シネマ新宿4階に展示されている。写真撮影可。
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 新宿文化ビル1階の出入口に立て掛けられた『角川映画祭』のポスター。犬神家のスケキヨはその等身大の人形が角川シネマ新宿4階に展示されている。写真撮影可。

 

『角川映画祭』では、映画にまつわる俳優女優のポスターはもちろんのこと、それを題材にしたポスターを4階のエレベーター全3台にラッピングしています。すべてデザインが異なり、そのうちの2種類が次のものです。

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のエレベーターにラッピングされた『角川映画祭』のポスターを眺める客
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のエレベーターにラッピングされた『角川映画祭』のポスターを眺める客

 

薬師丸ひろ子(『セーラー服と機関銃』)

松田優作、草刈正雄(『汚れた英雄』)

原田知世(どの映画作品か不明)

浅野温子(『スローなブギにしてくれ』)ほか。

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のエレベーターにラッピングされた『角川映画祭』のポスター:薬師丸ひろ子、松田優作、草刈正雄ほか
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のエレベーターにラッピングされた『角川映画祭』のポスター:薬師丸ひろ子、松田優作、草刈正雄ほか

 

千葉真一(『戦国自衛隊』)

原田知世(『時をかける少女』)

薬師丸ひろこと三田佳子(Wの悲劇)

スケキヨ(『犬神家の一族』)ほか。

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のエレベーターにラッピングされた『角川映画祭』のポスター:原田知世、千葉真一、犬神家のスケキヨほか
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のエレベーターにラッピングされた『角川映画祭』のポスター:原田知世、千葉真一、犬神家のスケキヨほか

 

ホールに入るまでの通路は、映画上映当時のポスターや写真がアチラコチラに展示されていて、少なからずの観客で溢れていました。楽しいものです。

そのポスターの出来の良さと言ったら本当に素晴らしい。会場関係者のこのような飾り付け、手配も大変なものでしょう。

 

チケットもぎのそばには、『犬神家の一族』のスケキヨの等身大の人形が展示されていました。

直接触ることはできませんが、隣に座布団が敷いてありまして、そこに座って写真撮影をすることができます。少なくとも1カップルが写真を撮っていました。

 

館内の雰囲気は良かったがなぜ私の周りは喧しいのか。起きながら変な呼吸の仕方で終始音を立てる人が。

頭にきたけれどそれでも、見て良かった行って良かったと思えたのだから良いじゃない。

心が震えて、何度も目が潤んだでしょ。良いじゃないですか。

引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年8月22日

 

当日は半袖シャツで行きましたが、空調が効きすぎて途中から寒かった。

空調の調整はされていましたがそれでも寒かった。私が年をとったせいもあるのでしょうが、困りものです。

 

氷の入ったジュースのジャラジャラとした音。これも耳障りですが、映画館が商売でやっている以上は仕方がない。

そのことをジュースを買って飲む奴が思っていては困りものです。笑うシーンがほとんどないはずの『Wの悲劇』で、無節操にジャラジャラするのはどうなのか。

 

咳やくしゃみ以上に、呼吸の音は厄介です。

本人でもどうしようもない場合がある。この日は始めから終わりまで他人の呼吸の音が耳障りだったので困った困った。泣き寝入りするのは嫌だけれど、運が悪いと思うしかない、そのように思うのが嫌だ。どうにかならないものか。

 

こういうことがあって映画にしろ、クラシックコンサートにしろ、席をどこにすればよいのか悩んでしまいます。

 

ラブシーンで上半身裸に見えたこと、初めて知った。映画はやはり大きなスクリーン、大きな音で。

終了後のそこかしこから聞こえる声。「『今日だけ譲ってあげる』からなぜか分からないけど涙が止まらなくて」。私もそう。

映画『wの悲劇』に乾杯。

引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年8月22日

 

所属劇団の公演『Wの悲劇』のオーディションに不合格になりひどく落ち込んだ薬師丸ひろ子と、彼女に惚れて慰め励ます世良公則が初めて一夜を明かしたときのこと。

布団に入って服、そして下着を脱ぐ薬師丸ひろ子。脱いだ下着は下か上か、などとばかなことを考えていましたが、世良公則に抱きついた時に見えた彼女の後ろ姿は、上半身が裸。ということは下着は…。

実際のところ、彼女は裸だったのでしょうか。テレビ画面で何度も観たのに、裸に見えたのは初めてで、これは大きなスクリーンで観たおかげかと思います。

 

『今日だけ譲ってあげる』の声の主は三田佳子。

そのため、薬師丸ひろ子は公演『Wの悲劇』東京公演初日でソロのカーテンコール。観客の視線一身に集める薬師丸ひろ子と大女優らしからぬ羨望の眼差しを彼女に向ける三田佳子。

 

一呼吸おいて。

もう身体も震えず、涙も流さないと思っていたところへエンディングテーマの『Woman “Wの悲劇”より』が流れます。

薬師丸ひろ子の表情、しぐさ、そして声が最後の最後で私の心を大きく動かし目頭を熱くさせました。

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のチケット発券機の右上に掲げられた『角川映画祭』のポスター
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 角川シネマ新宿4階のチケット発券機の右上に掲げられた『角川映画祭』のポスター

 

上映終了直後のトークショーは興味深い話ばかり

この日は、10時30分開演、12時25分頃終演。

その後にトークショー(映画『Wの悲劇』などの宣伝プロデューサーで東映株式会社・顧問である遠藤茂行)がありましたので、完全な終演は13時10分頃。

少なくとも1,2割の観客はトークショーが始まる前に帰ってしまいましたが、もったいない。楽しい時間でした。観客のマナーも良かったので良い心持ち。

  • 薬師丸ひろ子:映画『Wの悲劇』での監督との演技、考え方の違いなど
  • 原田知世:角川春樹は彼女にベタ惚れなど
  • 渡辺典子:彼女は初めから眼力が強かったなど
  • 当時の宣伝方法や宣伝費用:JRAの競馬場やスタジオアルタ、野球場で宣伝など
  • 迎えに行った際に遅刻して千葉真一を怒らせた
  • 映画『伊賀忍法帖』出演のストロング小林は役名が気に入ってストロング金剛へ改名など
  • 映画『Wの悲劇』の監督である澤井信一郎のこと(三田村邦彦と一夜を過ごした後日に劇団稽古場ですれ違った際の薬師丸ひろ子の演技、しぐさ(トレーナーを腰に巻く)の件についてなど)
  • 角川映画は低く評価されていた時期もあったが、そんなことはない。『Wの悲劇』を今見ても本当に素晴らしい作品だ その他

本記事参考サイト:薬師丸ひろ子『Wの悲劇』での苦悩・奮闘を宣伝プロデューサーが明かす | ニュースウォーカー

  • サイト管理者:株式会社KADOKAWA
  • サイトアドレス:2017年6月11日現在
    http://news.walkerplus.com/article/84820/

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 『角川映画祭』のポスターなどが掲げられた新宿文化ビルを遠くから見る
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 『角川映画祭』のポスターなどが掲げられた新宿文化ビルを遠くから見る

 

薬師丸ひろ子の映画『Wの悲劇』の概要

  • 映画『Wの悲劇』
  • 1984年、109分、カラー
  • 監督:澤井信一郎
  • 原作:夏樹静子
  • 脚本:澤井信一郎、荒井晴彦
  • 音楽:久石譲
  • 主題歌:薬師丸ひろ子『Woman “Wの悲劇”より』
  • 主な出演:薬師丸ひろ子、世良公則、高木美帆、三田村邦彦、三田佳子

 

2016年12月に『角川映画祭』アンコール上映決定 関東では角川シネマ新宿、横浜シネマリンなどにて

追記 2016年9月30日

今夏、角川シネマ新宿で行われていた【角川映画祭】。

もしかしたらと思っていたら、今年の12月にアンコール上映を行うとのこと。

『時をかける少女』か『早春物語』か『犬神家の一族』、または『Wの悲劇』を観た後にそこのパンを食べたら、一層美味しいに決まっている。

引用元:Twitter 山上真@makotomys 2016年9月16日

 

『角川映画祭』のアンコール上映が、角川シネマ新宿では、2016年12月10日から12月22日までのおよそ2週間にわたって行われます。

同じ会場において2015年夏に行われた、映画祭『若尾文子映画祭 青春』が同じ年の冬にアンコール上映されたので、もしかしたらと思っていましたが、そのとおりとなり嬉しいことです。

『角川映画祭』の公式サイトでは、上映スケジュールも公開されています。

動きやすい週末に観たい映画がありました(『時をかける少女』『早春物語』『犬神家の一族』『Wの悲劇』)。

サービスデーの水曜日にも観たい映画がありました(『Wの悲劇』『早春物語』)。

監督高林陽一で得体の知れない話の内容に関心をもつも、最後まで観られるか自信がない『蔵の中』は2016年12月12日月曜日18時より上映されます(今夏は1回限りの上映だった)。

以前に観た映画で再び心を動かされたいのか、映画館で観たことのない映画で新しい感動を得たいのか、もうしばらく考えます。その時間を楽しみたいと願いつつ。

本記事参考サイト:角川映画祭【トップ】

  • 備考:2017年6月11日現在。トップページでは、『角川映画祭』予告編を見ることができます(所要時間1分37秒)。またアンコール上映のスケジュールも公開されています。
  • サイト管理者:KADOKAWA
  • サイトアドレス:2017年6月11日現在(リンクの対応について未詳のためリンクをしない)
    http://cinemakadokawa.jp/kadokawaeigasai/

 

追記 2016年12月11日

角川映画祭アンコールは東京都、神奈川県の上映先だけで言えば、角川シネマ新宿のほかに、横浜シネマリンや小田原コロナシネマワールドでも行われます。

小田原コロナシネマワールド(最寄り駅はJR東海道線・国府津駅)は、来年2017年2月11日より開始。

横浜シネマリン(最寄り駅は横浜市営地下鉄・伊勢佐木長者町駅、JR京浜東北線、横浜市営地下鉄・関内駅)は、角川シネマ新宿の角川映画祭アンコールが終了する12月22日の翌々日、2016年12月24日から2017年1月13日まで行われます。上映先のウェブサイトではスケジュールが案内されています。

今回は角川シネマ新宿のスケジュールでは合わせづらいため、横浜シネマリンに1月中にお邪魔するかもしれません。好きな作品で1日中映画三昧の正月も良いかもしれません。

本記事参考サイト:角川映画40周年企画「角川映画祭」 | 横浜シネマリン

  • サイト管理者:横浜シネマリン
  • サイトアドレス:2017年6月11日現在(リンクの対応について未詳のためリンクをしない)
    http://cinemarine.co.jp/kadokawa-film-festival/

以上、追記終わり。

 

映画祭『角川映画祭』の概要

  • 映画祭『角川映画40周年記念企画 角川映画祭』
  • 日時:2016年7月30日ー2016年9月2日
  • 場所:角川シネマ新宿(東京都新宿区)
  • 前売券:1回券1,000円(特製ポストカード付き)、5回券5,000円(復刻版チラシセット付き)
  • 当日料金:一般1,600円、シニア(60歳以上)1,100円、水曜サービスデー1,100円。学生応援割1,000円(要学生証提示。オンラインは対象外)
  • 備考:キャッチコピーは『誰にでも忘れられない物語がある』
  • 備考:2016年8月29日現在。この映画祭は角川シネマ新宿のほか、2016年中にイオンシネマユーカリが丘(千葉県)、ミッドランドスクエア シネマ(愛知県)、シネマート心斎橋(大阪府。2016年8月26日終了)、イオンシネマ今治新都市(愛媛県)、中洲大洋(福岡県)において随時開かれます。

 

角川シネマ新宿の概要

  • 名称:角川シネマ新宿
  • 住所:〒160-0022 東京都新宿区新宿3-13-3 新宿文化ビル4・5階
  • 最寄り駅1:東京メトロ丸の内線・副都心線・都営新宿線  新宿3丁目駅B2出口より徒歩2分
  • 最寄り駅2:JR新宿駅東口より徒歩10分

本記事参考サイト:角川シネマ新宿【ホーム】

  • サイト管理者:株式会社KADOKAWA
  • サイトアドレス:2017年6月11日現在(リンクの対応について未詳のためリンクをしない)
    http://www.kadokawa-cinema.jp/shinjuku/

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 新宿文化ビルに掲げられた『角川映画祭』のポスターには「常識破りの戦略で一大ブームを巻き起こした角川映画-時代に挑戦状を突きつけた、パワー溢れる作品を一挙上映!」とある。
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 新宿文化ビルに掲げられた『角川映画祭』のポスターには「常識破りの戦略で一大ブームを巻き起こした角川映画-時代に挑戦状を突きつけた、パワー溢れる作品を一挙上映!」とある。

 

角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 映画『Wの悲劇』より。腹上死した愛人の後始末を懇願する三田佳子と一度は強く断りながら名女優に籠絡され大舞台に立つ夢を見つつある薬師丸ひろ子。
角川映画祭(角川シネマ新宿:東京都新宿区) 映画『Wの悲劇』より。腹上死した愛人の後始末を懇願する三田佳子と一度は強く断りながら名女優に籠絡され大舞台に立つ夢を見つつある薬師丸ひろ子。

 

以上

  • 記事名:角川映画祭で【薬師丸ひろ子】の映画『Wの悲劇』(昭和59年12月)を観た 最後まで大きく心動かされる薬師丸ひろ子の表情、しぐさ、そして声(角川シネマ新宿:東京都新宿区)2016年夏
  • 記事更新日:2016年8月29日、2016年9月30日、2016年12月11日、2017年6月11日
  • 記事出典元:山上真オフィシャルサイト

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA


日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)